Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

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ダンジーブログ

病の器

2006-06-20 | 想い・雑感
 外科に入院される方の多くは、当然手術という治療方法が必要な方です。だからといって、治療の対象となる臓器のみを見ていれば良いわけではありません。

 若くして癌に冒される方もおられますが、一般的に癌年齢と言われるのは50台や60台以降です。そうなるといろいろな体の異常を伴っていることも多いのです。糖尿病、高血圧、高脂血症、心臓病、呼吸器疾患、腎障害、肝障害などなど気にしなければならないことは多く存在します。このような合併症は手術や麻酔の危険度に大きく関わってきますので、手術前にはこのようなものが無いか検査をします。

 人は病の器と言われることがありますが、中には病気の展覧会場という状態の方もおられ、その場合は手術をするにも随分と気を使います。

 

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