Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

想った時に

2008-10-27 | 想い・雑感
早期胃癌の中には
局所切除で根治できるくらいのものもある
そのようなものは
癌 といっても致死的なものではなく
治る病気である

しかしやはり癌という言葉には強い力があるようだ
Gさんに見つかった癌は
99%根治(人になかなか100%とは言えない)するであろうものだが
その娘さんたちへ与えた衝撃は大きかったようで
遠方に住み仕事をしている娘さんは
100ccのバイクで帰省してきた
バイクのほうが小回りが利き
心置きなく看病ができるとの想いかららしい

私が病室を訪れたときには
いつも甲斐甲斐しく動かれている

癌を患うのはいやなことだが
改めて親子の関係を確認しあえるという意味で
ありがたいことでもあるのかもしれない

そしてこの娘さんのように
親への思いを行動で表すことが大切だと思う
それは親にとっても 子にとっても 
今後に大きなお土産を残してくれることになる

人生は想ったことで量られるというより
いかに行動したかによって形作られるもの

もし親のことを思い出し何かしてあげたいと思うことがあれば
思ったときに行動したほうが良い
電話 手紙 帰郷 などなど
あとで・・・と考えていたら 時は待ってくれない