15歳で分かれ、60歳過ぎて出会い

2017-02-17 14:04:44 | 日々思うこと

昨夜は年に2,3回行く小料理屋での食事会だった。

個室の座敷が2部屋、あとはカウンターとテーブル席が3つほどの小さな

お店だけれど、器も料理も綺麗でおいしい。

最後のお海苔たっぷりのお茶漬けがお気に入り。

男性同士中小企業の経営の大変さを語っている話を聞きながら、彼が

同志社入ったとき、「会社は3代目でつぶれる例が多いからと大学進学

を父親に反対されているんだ。僕はどうしても会社をつぶせない」と

2人で演奏会に行ったとき語っていたのを思い出していた。彼とは

小学校からの友人だ。

(幼稚園かららしいけれど、わたくしは神戸からの転入で半年しか行か

なかったので幼稚園の記憶がほとんどない)彼は会社を今も守っている。

残りの男性3人のうち1人はわたくし同様地元を離れていて定年後故郷

帰郷組であとの2人は中学卒業後働き始め、修行には何年か出ていた

らしいけれどずっと地元で働いている。

15歳から働いて、苦労もあったろうけれど地元に根付いて今も現役だ。

大学に行って地元を離れて就職した友人とわたくしは年金生活である。

15歳は一つの分かれ道だったけれど、こうして年を経ておいしくお酒を

飲み食事を楽しむ時が来るとはあのころ思いもしなかった。

正直、わたくしは彼らのことを全く覚えていなかった。

たまたまここに家を建てているとき、そのうちの1人が同じ町内で声を

かけてくれて分かったのだった。(多分学年300人ほどいた中学校だった)

104回目の食事会での感慨である。

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箱根小涌園もついに・・

2017-02-15 17:00:51 | 日々思うこと

箱根小涌園が来年幕を閉じるらしい。

子供が小さかったころ伊豆大島の小涌園に泊まって以来、各地にある

「小涌園」にすべて宿泊しようと、くだらない計画を立て箱根へも

夫と横浜からの帰り小田原からバスで行き、2泊した。

4年前に息子と泊まった「鳥羽」も閉館するニュースが出たし、

京都の国際ホテルも閉館した。

京都のホテルフジタは49年の歴史を閉じてリッツ・カールトンに

新しく変わった。

ホテルの寿命って案外短いものだなあと思う。

耐震補強工事の必要もあるのだろうけれど、改修、建て替えと

大変なことだ。

京都のホテルはかなり外資系に代わってしまっている。

昔泊まったホテルが次に行くと名が変わっているのはなんとなく寂しい。

 

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妻が出ていって店じまい・・だって

2017-02-13 16:16:35 | 日々思うこと

先日実家で。

毎日のように家族間の殺傷事件のニュースを聞くけれど、離婚の話も

多いらしい。それも妻が子供を連れてぷいと出ていく例が増えているという。

他所のご夫婦の話などどうでもよいのだけれど、実家の町内でも最近

あって商売が成り立たなくなっているらしい。

よく行く天麩羅や、つくだ煮を作っているお店、カメラや・・・。

つくだ煮やとカメラやは店じまいした。

この天ぷら屋は気に入っているので潰れるのは困る!

事件を起こすより別れたほうがずっといいと思っているけれど。。

そこで弟が言った。

 〇〇(彼の妻)に「出ていく実家がなくなったからどうする?」って

 言ったら「お義姉さん(つまりわたくし)のところへ行く」と言って

いるよ。

わたくし「どうぞ、いらっしゃい。2人でおいしいもの作って食べよう」

彼女の実家は母親が亡くなって更地にした。弟2人は東京で働いている。

上は会社からアメリカの大学院に留学し博士課程を取って研究している。

下は官僚でまだ若くて例の接待事件のころ留学だったか大使館に派遣

されていたかで無関係だったけれど実家に帰ってきそうもない。

彼女の母親は最期弟夫婦がみた。

娘は頼りになる?我が家は息子1人。ない物ねだりしても無駄。

彼が考えることだ!と思っている。

 

 

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「美の巨人たち」(紅白梅図屏風)

2017-02-12 14:13:30 | 日々思うこと

昨夜「美の巨人たち」を観た。

尾形光琳「紅白梅図屏風」。MOA 美術館がリニューアルオープンした。

熱海へは何度も行ったけれどこの美術館へは1度だけ。

ずいぶん昔、長いエスカレーターを上って行き、金の茶室とこの絵を観た。

他にもいろいろすぐれた作品があったはずだけれどこの2点の印象が

強かった。(箱根のMOA美術館は壺などが多かった記憶がある。)

一昨年あたりから若冲展が京都を中心に何度も開かれ「琳派と若冲展」

などもあったので琳派の絵はたくさん見る機会があった。

「風神雷神図」を俵屋宗達・光琳・酒井抱一の3人並べて観るという

幸せもあった。*****

梅園には新幹線に乗る前時間があったので河津桜を見に行った帰り

タクシーを走らせたり、母と足を延ばしたりもしたけれど、この美術館は

1度でいいかという気持ちがあった。どっち道本物を見ることはできない

だろうからと。

昨夜のテレビで新装なった美術館にちょっと気持ちが動いている。

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「読むこと」と「書くこと」(関係ないらしい)

2017-02-11 16:17:24 | 日々思うこと

今朝の喫茶店で。

ご近所さん2人が近くバスツアーで奈良へ行くことになったとのこと。

以前「ツアーは京都ばかりでなかなか奈良が出てこない」と言っていた。

なんでも奈良へは小学校の修学旅行で行ったきりなので東大寺と奈良

公園くらいしか記憶にないとのことだったが、ここのところ奈良への

日帰りツアーの案内が2箇所からきたのだそうだ。

京都はあまりにも外国人が多くなってツアー会社も奈良に切り替えた

のか思って聞いていた。

昨年4月なら町あたりを散策したけれど確かに観光客は少なかった。

学生のころ天理図書館にしかない本を読む必要があって、奈良に泊ま

って一週間ほど通ったこともあった。奈良へは何度も出かけた。

奈良の仏像を拝み、伽藍を観に。。*****

今朝の新聞で「文章教室」(通信講座)の広告を見て友人を思い出した。

彼は長年通信講座の添削をしていると言っている。

書くことが好きなようでよく近況を知らせるはがきが来るけれどメールに

慣れたこちらはなかなか返事が書けない。2,3通溜まったころに

やっとどうにか返信する始末である。

しかし彼は小説などは全く読まないということだから「読むこと」と

「書くこと」とのつながりはないということだろうか?

多分ない! 読むけれどうまくは書けないことは証明済み。

ただうまく書こうと思って書いてはいない。思っても書けないだろうから

思うだけ無駄(笑)。

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