一昨日、図書館からメールが入った。
「ご予約の本のご用意ができました」
ご予約って？図書館に予約を入れていた覚えがない。
「天才（石原慎太郎）」と出ている。
一時期評判になったとき、ちょっと読みたい気がしたので予約
したらしい。
忘れたころにやってくるのは「災害」だけではなく、図書館の
メールである。
まだメールが来る前ならば取り消しができるけれど、決定後
は行くしかない。
お墓参りなどこれから数日はお盆の行事で忙しいので昨日借りてきた。
簡単にすぐ読めそうだ。
もともと記憶力はよくないけれど、それにしてもこの忘れように
ちょっと滅入った。暑さのせいにはできない。まったくひどいざま。
連日暑い。熱帯の国になってしまったようだ。
昨日も今朝もモーニングにも出かける気力がなかった。
一応決まった掃除はしたけれど、窓を開け大急ぎではたきをかけ
すぐ冷房を入れ掃除機をかけるというやり方でやっとのこと。
「家のつくりやうは、夏をむねとすべし。
冬はいかなる所にも住まる。暑き比 わろき住居は堪へがたき
ことなり。」（徒然草 ５５段）と兼好法師も書いている。
京都の夏は暑いからなあ。ウチワ１本では大変だったことだろう。
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昨日友人から「Garrett popcorn]をいただいた。
おいしいポップコーン。アメリカ・シカゴから来たお店。
今、日本では確か東京駅・原宿・千葉・名古屋・心斎橋・ららぽーと
にしかないのでいつも長い行列で、並んでまで買いたくないので
（おまけに缶入りは１０日、紙パックは当日が賞味期限）
３度した食べたことがない。
たかがポップコーンだけれど、いろいろな味があってかなり好き。
「やめられな～い、止まらない」で食べちゃった。
今日は立秋。
秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる
（古今和歌集 藤原 敏行 ）
酷暑の１日で「風の音」に秋を感じることなどまったくなかった。
早く秋の気配を感じる日が来るのをひたすら待っている。
昨夜、NHKスペシャル「原爆投下・書き替えられた真実」を観た。
ルーズベルトの急死を受けて急遽副大統領から昇格したトルーマン。
彼が軍部の力に押されて、日本が間もなく負けることを知りながら
結局原爆投下のOkを出したというような内容だった。
大統領としての器ではない人物だった。とどのつまり莫大な予算を使って
原爆を作り、利用しなくてはならなかった軍部の考えに負けたということ
らしい。
今も原爆投下のおかげで戦争が終わり、多くの人びとが生き延びたと
言い続けられている現実。
京都が第１候補に挙がっていたのに、京都を守るように提言した人が
いて最終的にトルーマンが京都への投下を許可しなかった。
それでも京都には軍事基地があると投下を主張したものもいたのだ。
広島、長崎への投下はソ連（当時）が参戦するのを知り、戦後の覇権
争いに優位に立つ、核の力でソ連を抑止できるとの考えから日本に
投下したとの説もある。
８月６日、昨日は広島に原爆を落とされた日。
先週はNHKのスペシャルドラマ「百合子さんの絵本」を観た。
軍が力を持ちすぎるのは怖い。
知らないことがたくさんあることを実感する。
華やかにリオ・オリンピックが始まった。
明日からは甲子園球場で高校野球が始まる。
新聞もテレビもスポーツばかりになる。
ことに「朝日」は夏の高校野球の主催社なので
新聞はただでさえ甲子園の記事で溢れる。
スポーツで紙面が埋まる。やれやれだ。＊＊＊＊
東北夏祭り。
４大祭りの中で秋田の「竿燈まつり」が一番すごかった。
額や腰であの重い竿燈を支えて移動する。ハラハラしてみた。
次は青森のねぶた祭り。これはなかなか勇壮である。
確かはねこの鈴を拾ったっけ。いいことあるって聞いてたけれど
なにもなかったなあ。
山形の花笠は踊りの行列。仙台はたくさんの七夕がぶら下がってた。
この４つのお祭りを北から下りながら鑑賞したが結構疲れた。
もう７年も昔の夏のことである。
