我が家のイチジク

2016-08-26 15:50:59 | 日々思うこと

先ほど弟からの電話。

「イチジクの木にネットをかけてきたよ」

わたくしが図書館に行ってる留守に来たらしい。

わたくしはもう10年も我が家のイチジクを食べたことがない。

大好きなのだけれど自分が食べるのはスーパーで買って来て

3本ある我が家のイチジクはすべて鳥(多分ムクドリ)が食べている。

柿も3本。これは道路を隔てた向うにあるガソリンスタンドの

お兄さんたちが食べる。

敷地150坪ばかりのうち70坪を宅地にして残り80坪を

畑にした。

南側の幹線道路から北側の道路までの細長い土地。

北側に家を建て、南の幹線道路側に植木の垣根をして、

そのすぐ北にイチジクと柿を植え、残りを花やハーブで

楽しんだ。さらに家に近いほうは夫が畑にしてお茄子やトマトを

植えていた。

夫が旅先で倒れ、わたくしはかの地の民宿で半年余り過ごし、

1人になって帰ってきたら、畑は荒れ果て、気力もなくなり、

畑は夫の趣味でお花がわたくしの趣味だったがすべて放棄した。

ところが木は成長し、時が来れば石榴は赤い実を付け、ミカンは

黄色く実る。

年に4,5回畑の草刈をしてもらうけれど、もうイチジクに

網をかけてまで食べたくはない。

去年から弟の友人にイチジク大好きがいて、「鳥にやるくらいなら

食べたい」と取りに来るようになった。そして今年は網掛けに来た

というわけである。

春ころ剪定にもやってきた。

鳥さんには気の毒だけれど、折角だから「人」に食べてもらった

ほうが木も喜ぶであろう。

コメント (2)
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