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吉野弘詩集 と 阿久悠を読む

2015-03-26 21:23:56 | 日々思うこと
昨日アマゾンから「吉野弘詩集」が2冊届いた。

その前日は「阿久悠」の文庫本を購入した。歌謡曲のことはあまり知らないのだけれど、めそめそ

した別れの曲はどうも好きになれない。センチメンタルジャーニーで別れた人をしのびながら

北へ旅するなんてもってのほかだ。その点阿久悠の詞は「ふたりでドアを閉めて 二人で名前消して」

だからすっきりしている。もっともそんな経験は残念ながらないけれど。

中央公論社の「日本の詩歌」という全集を昔買って書斎の本棚の奥のほうに並んでいる。

その中に吉野弘はおそらく入っていないだろうと思うけれど、重い全集はベッドの中では読めないので

この人の詩を改めて読みたくなって購入し、昨夜読んで久しぶりに堪能した。

高校生の頃、受験雑誌に詩をよく投稿していてわりに入選していた。

大学の卒論は俳人の研究だったけれど本当は短詩系は苦手なのだ。本来情緒的ではないらしく

その当時書く詩は年齢のせいもあったのだろうが理屈っぽい観念的なものが多かった。

吉野弘の詩はすとんと心に落ちる。今もなお、情緒的にはなれないらしい。
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世界が狭くなった

2015-03-25 20:50:23 | 日々思うこと
世界が狭くなった。ドイツの飛行機がフランスで墜落した事故でやはり日本人が2人犠牲になった。

今は世界のどこで事件や事故が起きても「もしや?」と思ってしまう。今回もふと思った。

急に降下してあっという間に落ちてしまったようだ。あのように険しい山中で、残骸の様子から見ても

かなり範囲が広そうで収容するのに時間がかかることであろう。日本の御巣鷹山を思い出している。

お盆で実家に帰っているときにあの事件をテレビで見た。暑い夏だった。

ご家族の心中をお察しするといたたまれない。
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同僚だった人の来訪

2015-03-24 20:51:44 | 日々思うこと
働いていたころの同僚が近くに行くと昨日メールがあり、今日フランス料理のランチを一緒した。

彼は絵を描いているのでスケッチ旅行にベルギーへ仲間と行く計画があるのだけれど奥さんが反対

しているので行かれないかもしれないと言っていた。

今夜もドイツのLCCの飛行機が墜落したとテロップが入った。

またチュニジアのテロ事件で亡くなった3人の方が今夜無言の帰国をしたとニュースが出た。

どこにいてもいつ災難に会うかわからないけれど、危険の多い世の中になったものである。


2,3日前の夜だったけれどお風呂上がりにちょっとつけたテレビで「助けてー」と言いながら

走っている人を追っかけているカメラがいる。

何事かと思ったら例の大泣き会見をした兵庫県議だった人がコメントを求められて逃げている

のらしい。無様な姿に悲しくなる写真だった。しかし追っかけるほうもしつこく追いかけていて

「もう、いい加減にしてほしい」と言う気持ちになった。

まったくとんでもない人を県議に選んだものだ。あれほどひどくはなくてもそれに近い議員さんも

多くいるようで空しくなる。

生きた猫を埋めるための穴を生徒に掘らせたらせた教師とか鬱陶しい話ばかりが蔓延している。

救いがたいね。
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季節の変わり目の仕事

2015-03-22 19:46:39 | 日々思うこと
暖かい良いお天気。

午前中誘われてモーニングを兼ねてお墓とお仏壇用のお花を買いに隣の市まで行ってきた。

車を出してくれた人は実家とご主人の実家のお墓用にたくさんのお花がいるので道の駅まで

いくからどうかと誘われたのだ。

午後、お墓にお参りし、そのあと実家で夕ご飯も食べて帰宅した。

義妹と姪は6月にオランダとベルギーへ行きたいと言っていたけれど弟が今年は海外はだめだという。

旅行会社でも海外旅行はあまり成立しないそうだ。嫌な時代になったものだ。

明日からまた寒波が来るとのこと。一方桜の便りも聞かれるようになって、一進一退で春は確実に

そこまで訪れている。

昨日、物置の下駄箱と玄関の靴入れで靴の入れ替えを行った。春から夏向きの靴にお出ましをしてもら

い、冬用の靴を磨いて片付けた。結構靴が多い。洋服に合わせて靴を履くのでどうしても多くなる。

次は洋服の入れ替えなのだけれど・・・あっ、床の間の梅の掛け軸もそろそろ変えなくちゃ。

季節の変わり目はいろいろ忙しい。

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3月・・・・忌まわしく辛い月

2015-03-20 19:54:01 | 日々思うこと
あの忌まわしい、恐ろしい地下鉄サリン事件から20年。

当時私は「サリン」なるものを知らなかった。

20年過ぎた今も後遺症に悩まされている人が多くいる。

高学歴の若者たちがなぜあのような愚かな男のことばにだまされ洗脳されていったのか今も

理解できないだけに空恐ろしさを覚える。

ISにのめりこんでいく若者たち。今回のチュニジアでの事件もこの組織の仕業らしいけれど

オウムに集まって松本、地下鉄などの事件を起こした若者たちと共通するものがあるのだろうか。

冤罪で捕えられた松本事件の第1通報者河野さんが、警察に連れていかれる前小さい子供たちに

言い聞かせた言葉を知って親も子も本当に立派だと当時感心したのを思い出している。

3月と言う月はいろいろな事件が起きる月だ。

東京大空襲、東日本大地震、そして我が家では夫が旅先で倒れた月・・・明るい陽射しが兆す月

なのに亡くなった人たちを悼む哀しい月である。

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あなた いったい どうして・・・

旅先のホテルで夫が倒れた。 それから12年の年月が流れた。 わたくしは・・・