三重県の答志島に漂着ゴミが次々押し寄せて「清掃きりがない」
と長年の海水浴場をついに閉鎖するという。
答志島の海水浴場は我が家にとって思い出の場所なのだ。
息子がやっと1歳を迎えた夏に名古屋から近鉄特急に乗って
鳥羽から船で渡った。
そのちょっと前までミルクを飲んでいて「お魚はミルクの
匂いが好きだから坊やのところに寄って来るかもしれないので
やめようね」と脅してどうにかやめさせたばかりだった。
鳥羽からの船の航跡を「チェッケン(石鹸)みたい」と喜んでいた。
三島由紀夫の神島でもよかったのにどうして答志島にしたのか
記憶がないけれどたぶん一番大きな島で旅館の数が多かったの
だと思う。
おぼつかない足で海水浴場まで歩いたけれど海の中に入るのは
怖がった。確か3泊したと思う。最後にはどうにか入れるように
なった。
その前に温泉は愛知県の湯谷温泉に連れて行っていた。
豊橋から飯田線に乗り換えた。
彼の初旅である。帰り、鳳来寺に立ち寄ったけれど「抱っこ!抱っこ!」
と言ってきかないので登るのをあきらめて帰ってきた。
結局それ以来鳳来寺には行っていない。
あのきれいな海だった答志島の海が流木、ペットボトル、
プラスチックの破片などで埋め尽くされる。
今、プラスチックを無くそうという機運が高まっているけれど
木曽三川などから流れつく。
地球が汚れ、壊されていく。
気象災害が毎年日本を襲う。
抜本的な政策が必要だ。
鳥羽湾で言うと裏山からミネラル豊富な清い水が鳥羽湾に注ぎ込まれて海の幸を育んでいるのですね。
真珠養殖の英虞湾などもそうですが、その大元の森林が30年ほど前から松喰い虫に侵されているということでした。
森林破壊にはそのような影響もあるものと思われます。
崖崩れなどもそんなことが発端なのかも知れませんね。
勿論林業の衰退と土地造成が一番の原因なのでしょうけど。
人間は地球にとって寄生虫?コロナ菌と変わりないかも?
遠い昔の家族旅行を思い出しますね。
我が家では八ミリビデオに何本も残してあるのですが、再生器が無いのでそのまま保管してあります。
海は川の上流が大切なのですが、今は上流域の山が荒れ放題で、その上、放流物の被害でおいしい貝類がそのうち食べられなくなるのではないかと心配です。
我が家も当時はやっていたのでしょうか、八ミリビデオを撮りましたが矢張り古い家に置きっぱなしでこちらに持ってきませんでした。
音響機器も移り変わりが早く、テープもゴミに出すのが大変でした。
そうですね。
人間が一番悪い「菌」なのかもしれません。