庭師の仕事が終わった。
昨日は雨だったので同業の仲間のところにお見舞いに行ってきたという。
仲間の庭師から「自分のお客のところを変わって引き受けてもらえ
ないか」と電話があり「自分のところも相方が体調不良で1人なので
手が回らない」と断ったけれど見舞ったら脚立から落ちたということだった。
「猿みたいに身軽な人間がどうして?」と不思議に思って聞くと
お客の家で脚立に登って剪定していたらくらくらして落ちたらしい。
救急車で運ばれて首にコルセットを巻いた状態だったがまだ元気
だったのが救いだけれど退院したら現場検証をされるらしい。
本人が一番大変だけれどお客の家も迷惑だなぁと気になる。
我が家の前に警察車両が来て現場検証なんて近くの人たちが
「何事かと」集まってきそうだ。
事故は思いがけなく起きるものだけれど、仕事はやりかけで、当家
も気が重いことであろう。
最近はよく仕込まれた庭師さんの数が減ってきているそうだ。
後継ぎがいない。そうではあるけれど外国人の受け入れは反対で
あるとお茶を飲みながら話していた。
しかし地方の職人さんが反対していてももう決まる。*****
やはり、満開の山茶花は切り込まれ寂しくなってしまった。
切りたがり屋の庭師なので。