ぐうたら毎日を過ごしているうちにとうとう3月も残り1週間になった。
1月は行(い)き、2月は逃(に)げ、3月は去(さ)る
昔の人もお正月が過ぎてから3月までの日々はあっという間だったのだろうか?
昨年の今頃、入院のための荷造りに追われていた。
超大判のバスタオル、バスタオル、フエースタオルなど20枚ほどを段ボールに詰め、
パジャマや下着など季節をまたぐので大きな段ボール3箱にやっと収めた。
1箱は息子の家にすぐに使わないものを送り2箱だけ病院に送る。
超大判のバスタオルはベッドに敷くためのものだったけれど結局不要だった。
夫は自分で体を動かせなかったのでそのタオルを持ち上げて夫の体位を
替える必要があったのだけれど、わたくしの場合ICUを出てからは自分で体を
動かすことができたから先例は役に立たなかった。
売店にあるぺらぺらのタオルを好まないので厚手のタオルを買い込んで詰めた。
「もしもの時に役立つノート」に思いつく限りのことも書き、息子宅に送る
荷物に入れたりもした。
この家を建てたのは彼がアメリカの大学院に留学中のことだったので、たまの帰省
では分からないことばかりだろうとかなり事細かに記した。
前に作ってあったほんのわずかしかない銀行の代理人カードを渡し引き出せる準備もした。
今、かなり覚悟をしていったのだなぁと自分の事ながら驚いている。
とにかく何とか生きて帰ってこられた。
こんなにぐうたら生活をしていてはもったいない。
温かくなったことでもあるのでもう少しメリハリのある生活をしなければと自分に
言い聞かせてはいるものの。。怠け癖はおいそれとは治らないかも(?)