京都御所。春の一般公開。左近の桜はもうかなり散っていた。
京都御所へは4回目。最初は夫がどういう伝手だったかで、御所、桂離宮、修学院
離宮、仙洞御所を拝観する予約を宮内庁でとってくれたので2日間に分けて観覧した。
御所以外のところへはその時1回きり。
夜桜を観る予定だったけれど、桜の状況から見て取りやめてホテルへ直行。
おいしい料理を頂いて、その後8時からマッサージ。1時間で6,800円だった。
かなり贅沢だけれど至福のひと時。
昨秋泊まったリーがロイヤルホテルは昔家族3人で泊まったグランドホテルだった
ような気がしてマッサージの人に聞いてみた。
彼曰く「よくご存じですね。京都のホテルはかなり外資系になっちゃったのです。
都ホテルもウエスティンになったのですよ。あの老舗ホテルは都ホテルのままで
いてほしかったですね」「都ホテル」の名前はいれてあるらしい。
グランドホテルに泊まったとき、息子は多分中学生だったと思う。
2部屋取って彼は私たち夫婦の前の部屋に1人で泊まった。
チェックアウトの時、計算書にコーヒー代が何回も出ている。
息子が夜何度も喫茶室へ飲みにいって部屋付けにしてきていた。
宿題の作文だったか読書感想文だったかを「昨夜、仕上げたよ」と涼しい顔。
コーヒー好きは父親譲り。
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京都から奈良に移り、目的だった「ならまち」を歩いた。手始めは元興寺。
「ならまちマップ」をみながら歩いていると知らない男性が声をかけてきた。
「観光客の方ですか?」。この人先ほどもどこかの街角で見たような気がする。
「そうですが、地元の方ですか?」警戒しながら聞く。
「近頃は外国のお客さんも多いので案内しています」。丁重に断った。
京都に戻って今度こそはと京都駅で志津屋の「カルネ」を買って帰った。
ちょっとくせのあるパンだった。
目的はすべて達した。歩き疲れが残って今も足が重い。歳をとると疲れは遅く出る
というから明日も・・・かな?