夕ご飯の片づけを終えて6時ちょっとあと夕刊を取りに外へ出て月を眺めた。
東の空の下の方に赤い大きい月が出ていた。しばらく見とれていた。
今また外へ出て月を眺めた。白い満月が輝いている。
昨日は仲秋の名月。例年のように薄を飾り、里芋を煮てお供えした。毎年だと今日は
片付けるのだけれど、今年は今日が満月。そしてスーパームーンだ。
今夜もう一晩そのままにしておいた。
昔から十六夜(いざよい)の月、立待の月、居待の月そして寝待の月と十五夜の後も
月を待ち、眺めた気持ちが分かるような気がする。
月は人が行かれるようになってあばたのようだったと報告されても、空に輝く月は
うさぎが餅つきしていると見とれているほうがずっと夢があり、楽しい。
この辺りではしばらく晴れが続くらしいから立待の月までは見られるかもしれない。
それにしても月どころか大型の台風に見舞われている先島諸島の被害が少ないように
願わないではいられない。