インチキばかりがまかり通る

先日来、全聾なのに交響曲を作曲したという人が実はまったくの偽りで他人に作ってもらっていたとの

事件で大騒ぎになった。現代のベートーベンともてはやされていたのだという。

人はこういう話に弱い。

ところが今度は文化庁が後援する公募美術展「全日展書法会」の知事賞受賞者が架空の人物で

賞状を送っても宛先不明で戻ってきてしまい当人は存在していないことが判明した。

まだこの前、絵画のほうで派閥ごとに入賞者をあらかじめ決めてお金をたくさん包まないと

選に漏れるという嫌な話を聞いたばかりだった。


今日は先日明るい話として日本中が沸いた「STAP]論文の写真２枚が酷似していると問題になって

いるらしい。このことだけはインチキでないことを切に願っている。