友人の悲しみを思う

2009-05-18 16:39:31 | 日々思うこと
昨日の会に1学年下の友人が前夜になって欠席と言ってきたそうだ。

彼女は、このところいろいろ大変で、面倒をみていた母親の状態がかなり悪く、施設に入れたもののたびたび訪問し、夫も病気になり、息子が事故で亡くなり、と精神的にも肉体的にもそれどころではないと思う。

気丈で、明るい性格だから頑張っているけれど、頑張りすぎではないかと心配になってくる。

そういう悲しみや、辛さに耐えているとき、人から慰められたり、励まされたりするのがかえって辛いことはわたしも経験済み。

相手は善意だと分かっていても、触れて欲しくない、何も言って欲しくない。
何か言われると、今にも落ちそうになっている涙が我慢できなくなってこぼれてしまう。
それがいやでしばらくは知人、友人の誰にも会いたくなかった。
なまじ全く知らない人の中に身をおいているほうが気分的に楽になれた。

彼女が立ち直るまで、そっとしておいたほうがよい。
自分で立ち直るしかないのだから。誰も手伝うことはできない。
たとえ、子供でも本当の意味での立ち直りは手伝えない。

でも、早く笑って心のうちを話し合える日が来るといいなあと願っている。
コメント
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