【道の駅あらかわから白久へ】
三峰方面へ向かって荒川の左岸側を通る旧道を色々見学しながら走っていくのであります。
進行方向左手にある「延命地蔵」と呼ばれる地蔵尊(11:32／40.2km）。
台座に「右浄光寺道 左大宮道」とある。チョークが塗られていたので、どなたかが調査していったのですね。
将門橋を渡って、ちょっと行った右側の杉林にある「乳母神様」と呼ばれる石宮（11：41／40.9km）。
「風邪婆」、「ババア神様」とか「オバッコ」の別名もあるらしい。乳母神様は畠山重忠の乳母だったらしいですよ。
※大滝村の太陽寺で生まれた重忠は大蛇の化身の娘の子として大血川に流された。
それを乳母が助けて大里の畠山に送り届けた。その帰り道に乳母はここで行き倒れて亡くなった。
これを、もっと脚が達者だったら太陽寺に戻れたものをと村人が哀れんで足の神様として祀ったんですって。
拙は『エースに負けない剛脚にしてくだされ』とお願いしたかどうかは秘密であります＾＾
地元では風邪を治してくれる神様として今も信仰されていると聞いた。
谷津川に架かる高橋を渡ってすぐに左折して秩父鉄道の踏み切を渡る（11:51／42.3km）。
昔、ここらにスケート場があって子供の頃に滑りに来たものだと懐かしそうにエースが語ってくれました＾＾
左上のこれがスケートリンクのなれの果てなのか？・・・いいえ、これは只の凍結した路面であります。
正解は右上の警備員さんの奥の草むらだったようですな。
所々にある薬師堂を覗いていくのであります。
こういったお堂は昔、宿に困った旅人の夜露をしのぐ場としても利用されたみたいですね。
双見沢を渡って右手に秩父線の線路を潜って坂を下る（12:10／43.6km）。
すぐに秩父往還道の分岐「右往還道 左大日向道」と書かれた木製の道標と石標がある。
石標には「東国高野 大日向道入口」と刻まれているらしい。大日向道は太陽寺への道のことですって。
道標のとおりに右に真っすぐ下っていくのであります。
六所橋手前にある六所大神の祠。縄文時代に祭祀に使用された石棒が保管されていると説明にあり興味深々なり。
祠を覗いてみたが、それらしき一物はありませなんだ。どこにいったんでせうね、八本の石棒は＾＾
「三峯山道（ニ至ル）」等と記された道標のある突き当りを右に下っていくのであります（12:24／43.9km）。
もうすぐ栃の木坂です。
つづく
子どもの頃は普段は荒川の水たまりとか、田んぼでスケートしていたのですが、
ここぞという時は白久のスケートリンクに行ったのでした。子どもの苗場みたいなところ。^^
6人の神様に石棒は8本？
でもそのうち2人は女性みたいですから男性は4人。
訳わからないや。^^
秩父鉄道白久駅前のスケート場、自分も一度だけ行った記憶が
ございます。あの時代けっこう各地にスケート場がありましたよ。
上尾運動公園のプールも冬にはスケート場でしたから。
これも畠山重忠伝説の一側面といえるのでしょうね。
田んぼでスケートが出来るとは、やはり寄居から山梨に掛けてはとても寒い土地だったのですね。
黒潮薫り真冬でも菜の花が咲く（産業道路の排ガスと工業地帯の排熱効果？）千葉で育った拙には驚きです＾＾
石棒はよくよく観察すると先端部と思える形状が３本に異色が１本ですので、残り４本は折れた残りかも。
想像すると思わず痛さを想像して屈みこみそうになりますわ＾＾
白久は赤城と同じような冬の行楽名所だったのですね。
上尾のプール、拙が越して来た時は、ニジマスやらの釣り堀になっていましたよ＾＾
今はどうなっているんでしょうね。
熱心に探す様子が可笑しかったです＾＾
見つけたとしても、自信喪失するだけでは？^m^
白久のスケート場はグーグルマップ等で見ると、その跡が確認できますね
石棒・・次回はその所在について近所の方に伺いたいと思うのでレポーター役をお願いします。
白久は天然リンクだったのでしょうか。ならば山沿いに入れば天然氷柱とかあるかしらね。
往還逸れて、いつか探してみましょうかな＾＾