漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

いい坂夢気分 第5話 秩父甲州往還を荒川の渡しへ ④

2012-02-24 06:53:43 | 秩父往還 野次馬道中記

【栃の木坂を下って栃の木の渡しへ】

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「栃の木坂」と呼ばれる砂利道の急坂を下っていくのであります。

坂の途中に「おしげ地蔵」と呼ばれる石仏があると文献にあったのだが、これがそうかしら。

「馬頭観音」もあるらしいからどっちでせう。それとも全く違うのか。風化が進んでいて判らないなあ。

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※おしげ地蔵:乳飲み子を連れたおしげという女性が当地へ来て泊まったが、夜にいなくなってしまった。

翌日、その親子が荒川に沈んでいる(何故?)のが発見され、坂の下り口にある栃の木の傍に埋めた。

その後、夜になるとそこから赤子の泣き声が聴こえるようになったので、石地蔵を建て供養したんですって。

今では夜泣きを直す神様として信仰されてるとありました。

 

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今回の目的地である「栃の木の渡し」に到着であります!(12:38/44.8km)。対岸に旧道らしき上り口が見える。

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渡っっちゃうかあ^^。でも濡れたら霜やけ確実な冷たさです。

暖かくなったら再度訪れて自転車漕いでor担いで荒川を渡ってやるのだ!と、この時は心に誓ったのであります。

その時は当然、道連れを大勢連れてくるのだ^^。

 

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ちょこっと歩いただけでクリートに泥と雪が凍りついてペダルに入らなくなってしまったのデス。

さすがのエースも引き足を使えなくなり、自転車を押して栃の木坂を上り返したのでした。

これでこの日の往還探索は終了であります。次回は贄川かあ^^

「 にゃんとも酔狂なことだにゃあ」とにゃんこの眼差しが語っておりました。

 

【昼飯は入船】

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秩父市街まで戻って、散々迷った末に落ち着いた雰囲気を醸す入船で蕎麦と洒落込みました。

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身体が冷え切っていたので熱々の天婦羅蕎麦を啜り込みました。

海老好きにはなんとも嬉しい二本付きであります!

一本は早々に食べて、もう一本は時々つついたりしながら蕎麦を手繰り、汁を啜って堪能しました^^

 

【パワースポット?】

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前回一人で来た時は気付かなかったんですが、石塔が川沿いに延々と積み上げられていたのであります。

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どこまで続いているのか自転車を置いて歩いてみました。 氷柱もありましたよ。

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ずっと先まで続いているようですが、残してきた小雪(拙の愛車)も気になるので戻る事にしませう。

でも、これだけのものを誰がなんの目的で作ったのだろうか?不思議ですわ^^

 

【いい坂夢気分ラストシーン】

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本日最後の激坂を上ってパワースポットから立ち去るのであります。

 

近場でも判らないこと色々ありますねえ。

 

総走行距離:120.6km

ZERO様へ お付き合い有難う^^


4 コメント

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「栃の木坂」とはあの「乃木坂」に勝るとも劣らない良... (tomochan)
2012-02-24 19:16:51
「栃の木坂」とはあの「乃木坂」に勝るとも劣らない良い名前ですね。
さしずめ二人は「栃の木坂46」と言ったところ?^^
それから、はるばるジャッポーネまで来た小雪さん。
水責め、放置プレーとさんざんですね。「キイテナイヨ」と言われそう。
最後の坂のグニャグニャした影を登る姿はラストを飾るにふさわしい名場面でありますね。

杉浦日向子さんが入船について書いたのは「ソバ屋で憩う」です。
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小雪ちゃんもまさか冬の川の中に入れられるとは、... (ZERO)
2012-02-24 23:42:17
小雪ちゃんもまさか冬の川の中に入れられるとは、想像もしていなかったでしょうね~
ましてやあの様な悪路まで・・・^^
最後のパワースポット?は謎めいて、気味が悪かったですね。
何時、誰が、何のために? これは調査が必要です。
次は崩さないで下さいね^m^
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tomochan様 (銀乗)
2012-02-25 16:22:40
tomochan様
栃の木坂44かしら^^
小雪というかバッソのアストラは水陸両用ロードバイクも組める秀逸なフレームでありますよ。
  
ソバ屋で憩う・・本棚のどっかにあるはずなんだけどなあ。
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ZERO様 (銀乗)
2012-02-25 16:28:15
ZERO様
ZERO様の愛車には初夏の川を渡って頂こうかな^^
あの石が積まれた河原は不思議な場所ですよね。次に行ったら、もっと増えているかも。
高く積まれた石塔を見て歩くときは倒壊注意でありますね。
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