遠出するには時間も気力も足りず、かといって部屋でじっとしているにはちょっと退屈な時がある。
そんな時には自転車で近場の裏通りなどをプラプラしてみるのも一興。
西別府から東方に向かって細い路を進んでいく。
何気なく道端に置かれたような風化が進んだ石も、よく見ると観世音菩薩など刻まれていたりする。
よく見掛ける庚申塔も、刻まれた年号を見ると寛政十二年（１８００年）のものであったりして歴史の重みを感じる。
芒に埋もれそうな石にも馬頭尊の文字が見える。
天から蜘蛛の糸が降りて来たかと思ってしまったのであります。
仲間町だか南川足だか北川足付近にある薬師如来堂にある夜泣き石。
由来など知りたいものだが、説明らしき文字が薄れてしまって判読できないのであります。
夜な夜な石が泣くのか、泣く赤子を泣き止ませてくれるのか、どちらかしらね。
東方の熊野神社、社殿は上野台領主であった秋元家が造ったものだそうで、桁に家紋が彫られていた。
神社の境内には寛政の文字が読める道祖神があった。
木之本の交差点近くにある地蔵堂。享保十一年と刻まれていた。紀伊国屋文左衛門が生きた年代であります。
どうやらこの地蔵堂の脇の小路は古道のような気がするので入ってみませう。
嘉永の文字が読める石仏群がありました。地震やら黒船やらで大変だった時代のものですな。
中山道沿いの床屋さんの横に出ました。青面金剛像があったが、赤く塗られてはおりませんね。
中山道深谷宿の常夜燈の近くにある文化年製の庚申塔。今回初めて存在に気付きました。
１５年以上通っていて、未だに感知していないものがあったとは・・・ちょっと驚きました。
深谷商業高校近くの歯医者さんの門柱にあるこれは繭玉を模したものだろうか、なんだか良いものだと思った。
常盤町の「せんべい ときわ」で、おやつを買い込んで帰宅。所要時間２時間弱の暇潰し。
身体能力の向上には全く縁がなく、ちょっと抹香臭いような走りでありました。
旧道の北側のあたりは細い道が網の目のようになっていて迷子になりそうです。
ポタならば迷子も一興ですが、仕事の時などは大変です。
相手がポッと顔を赤らめるような乗士様の気の利いたセリフも青面金剛像には通じないのでしょうか。
近くに有るんですね☆
意外と近場でも気が付かなかったモノがあったりして、発見すると何だか嬉しくなってきますね。
カレー味のおかき、美味しそうです～
新たに道を造ってますし益々迷子になりそうで、時間制限ある仕事等では大変でありましょうね。
青面金剛像にベンガラを塗る風習は、この辺では荒川の下流に向かって右岸側に多いと観察しています。
あとは離れて群馬の竹沼貯水池付近ですかね。
心の眼では、拙のセリフに青面金剛の顔は青ざめ、下にいる三猿のお尻は普段通りに赤かったのであります。
ちょっと通り（２６３号）から一本離れた所(東芝と幡羅農協の間位）にある今は無き「竹寿司」ですかね？
だとしたら以前（６年位前）は近くに住んでいて結構利用していました。
寿司屋・・・最近は何故か行きませんねぇ、ここいらでは自転車のタイヤ１本分位の値段なのに。
埼北（と千葉しか知りませんが）は庚申信仰や馬が多かったのか、それとも主要古道が多く文明の要所だったのか、旧跡多いですね。
見れる内にお子様にも見せておかれたら良いかもしれません（飽く迄も自説なり）。
書き忘れましたが「坂道を登るには・・」も多々御座います＾＾
近場の石仏より、カミさんの髪形に気付けっ！！と、ちょいと前にジロリストの先輩に諭されたような。
カレー味も良いですが、ここんちの御勧めはソース味の煎餅です（子供は3/3大好き）。
黒コショウや、わさび味もなかなか（ビールのアテ基準）ですわ。