朝から雪の積もっていた土曜日。自転車で出掛けるのは諦めて、歩いて雪のある情景を愉しんだ。
降りしきる雪の中、雑木林を通る小路を 早足で歩いた。辺りに人気はなくとても静かだ。
餌を探していたのだろう野鳥が足元の藪から飛び立ちギョっとさせられたりするが、これも愉しい。
これだけ降るのは何年ぶりかな?なんか段々ハイになってきたよ。復活した童心が抑えられない^^
ザクッ!ザクッ! 雪を踏みしめる音が響く。『ハァ・・ハァ・・・どこだ?どこに落としたんだ?』
「光の国が恋しいだろうねぇ?ウルトラセブン。でも自業自得というものだ。」
『誰だお前は?!』
「地球を凍らせるためにやってきたポール星人だ。」
※ポール星人は、ヘリウム吸ったみたいな声色でやるのがコツなのだ^^
中略
『寒い・・・太陽が恋しい。もうダメだ。アンヌ・・・』 段々と独り芝居に熱が入ってきたよ!
『あった!ウルトラアイ!! デュワ!!』
なんて零下140度ごっこをしながら雑木林を抜け、塩の榎へ。
『戻れ!ミクラス!!』 あと自分の理性も戻れ^^
双幹の古木とほぐれた枝に積もる雪の風情がたまらん。2時間かけて歩いて来た甲斐があったよ^^
相変わらず黒いビニールマルチが枝に引っ掛かり放しなのが残念。
それを外す構図で暫しパチリタイム。この時は他に誰もいなかったので撮り放題であります!
保温ボトルに入れてきた舌が千切れるほど熱い珈琲を飲みながらイボ取り地蔵様と談笑^^
さて、冷え切る前に帰ろうか。
帰りはひっそり静まった田畑や野池の水面など眺めながら、のんびり歩いた。
すっかり腹が減ったので千代屋に立ち寄り、肉ネギの特盛!ペロリと胃に納まったわ^^
街中の信号機にも氷柱が下がっていた。せっかく咲いた蝋梅も突然の雪に狼狽しているかしら。
これじゃあ福寿草や節分草が一面に咲く光景を見れるのは少し先に延びてしまったろうな・・・
なんてことを考えながら帰宅。たまにはこんな休日も良いものであるな。
総歩数:31201歩
地球人の忍耐だ! 人間の持つ使命感だ!
そして5時間の雪中行軍を敢行した銀乗ダンに脱帽だ!
・・珈琲を用意していたとは・・見習わなければ。(モロボシダン談)
雪が積もってもトレーニングに余念がないですね~
足跡がない雪の一面に踏み入れる快感は、なんともいえないですよね^^
出たな!ポール星人! おつきあいありがとうございます^^
本当は珈琲じゃなくて、ウイスキー持って行ってに雪を入れて飲んでみたかったのですが。
帰りに千鳥足で雪に埋もれたドブに墜ちたら困るので諦めました。
歩くのと自転車漕ぐのに使う筋肉は微妙に違うらしく、特に膝裏付近が反乱を起こしました。
真っ白な雪に最初に足跡を付ける。たまりませんよね。
この日は足跡だけじゃなくて手形や前のめりに倒れ込んで全身型を付けたりしましたわ^^
なんてブルジョアな雪の日の愉しみ方ですこと^^
水量の少ない今なら赤浜の渡し跡で荒川を渡る事も出来るかしら。でもスタックしたら凍えること確実デスな。