自分はもっと高く飛ぶことができる。
ジョナサンと発音せずに、わざわざジョンネフェンなどと発音していた事を想い出した。
あの頃の自分が小っ恥ずかしくも懐かしい。まあ、ご愛嬌という事にしておこう。
【かもめのジョナサン完全版 (リチャード・バック/新潮社)】
中学から高校時代にかけて、何度も繰り返し読んだ。
あの頃は、ただ高く跳ぶことだけが全てな競技に、己の能力を顧みず没頭していた。
諦めずに、高みを目指して跳び続ければ、いつか限界突破できるのだと己を鼓舞して。
そんな青臭かった自分がモチベーションを維持し続けるには、こういう物語が必要だったのだろう。
文章の間に、沢山挿まれたカモメの飛翔する姿に、今も心惹かれている自分がいて少し驚いている。
高く跳ぶことから自転車で速く走ることに行為は変わったが、本質は変わらないのかもしれないな。
今の自分より、次はもっと早く走ることができる・・・諦めの悪さは筋金入りなのだ^^