デンマーク・ハーフキッズ

デンマークについての情報やニュースを紹介、またデンマーク人と日本人のハーフの子供たちの子育て日記。

キャンプ 夕やけ小焼けの里

2006-07-03 23:22:27 | 日記
          

 7月最初の週末、八王子市の夕やけ小焼けの里キャンプ場に行ってきました。大人5人、子ども8人でしたが、ジジが一番年下ということで一時期よりはだいぶ子供たちの世話が楽になり、けっこうのんびり過ごすことができました。

 子ども達はサッカー、水遊び(けっこう水が冷たかったけれど、平気でもぐっていた)、虫探し、シャボン玉遊び、そして鬼ごっこなど一通りの遊びをしていました。さすがに8人も集まるといろいろとできて、男の子も女の子も混じって本当に楽しそうでした。こういう自然の中で遊んでいるときの子どもの笑顔がやっぱり一番です。

          

 夕食はハンバーグを焼いてハンバーガーにし、野菜とソーセージを入れたスープ、友人の親が作ったじゃがいもを焼き(美味!)、と簡単なメニューでしたが、炭火で焼くと素材のうまみが出て、そしてみんなで外で食べるととてもとてもおいしく感じました。

 キャンプは日中も楽しいですが、大人は夜のお喋りも楽しいもの。子ども達がテントに行ったあとはしばし大人の時間を楽しみました。ろうそくの灯りでのお喋りはデンマークだったらまさにヒュッゲな時間ですね。

 このキャンプ場は非常に安くてテントも張ってあります。広い芝生やじゃぶじゃぶ池、川遊び、そして動物がいたりポニーに乗れたりして、子連れで行くにはとてもよかったです。最近、八王子の魅力に気づいたのですが、ますますはまりそう!と思いました。

          

 

掛け算比較

2006-07-01 00:17:09 | デンマークについて
 さっき夫とデンマークの教育内容について話していました。歴史について、私が質問したのがきっかけで始まった会話でしたが、だんだん話がそれて掛け算の話になりました。

 日本では「ににんがし、にさんがろく・・・」というように習いますよね。あれはデンマークではどう覚えるの?とたずねると、「そのまま覚える」とのこと。そのまま? つまりは「2×2=4」と何の工夫もなく、覚えて行くそうです。それで覚えられるのかなと思ったのですが、子どもの頭は柔らかいから覚えられるのだそうです。そしてクラスの中で、先生が一人ずつの生徒に次々と掛け算を投げかけると、子どものほうもちゃんと答えるそうです。

 が、夫に「じゃあ、6×7は?」と投げかけてみると、夫が「6×6が36でしょう、じゃあ、6×7は43!」と答えたのでした。夫よ、嘘でしょう?ちゃんとエンジニアの勉強で大学まで修めて、私になぜ飛行機が飛ぶかとかいろいろな物理的な話などを説明してくれる夫が掛け算ができないとは・・・絶句。
 夫は「だって計算機がそのためにあるんじゃない」とうそぶいていましたが、こんな掛け算まで電卓でやるわけ?

 デンマークの教育は確かにいいところもいっぱいあって、日本の教育の未熟さや無駄に気づくことが多いのですが、今回の掛け算については日本の学校のほうが明らかに優れていると思いました。
 記憶すること=教育といった日本の教育の図式はあまり私もいいとは思いませんが、こういった基礎的なことはなるべく小さいうちに節をつけるような工夫をもって、暗記して頭に叩き込んでしまったほうがいいのではないかと思いました。誰かが小さいうちは丸暗記でもいいからどんどん暗記させておくと、大人になっても忘れないと言っていたのですが、それはあながち間違いではないと思います。

 今日は他にもなかなか興味深い話を聞いたので、また後日、それについて書いてみたいと思います。教育はその国の国民を創り上げるものなので、非常に大切なことですし、デンマークの教育について知ることは、日本の学校からみると目から鱗というようなことが多々あります。