日本とデンマークは対照的な面が多いように思いますが、音についても本当に違いがあります。デンマークはもちろん静か、日本はよく言われるように騒音の多い国です。
デンマーク人の夫が日本で生活していて耐えられないらしいのが、選挙運動の際のスピーカーからがんがん流れる演説や、不用品買取の車が休日に住宅地をこれまたスピーカーからの大騒音を出しながらゆっくり走ることだそうです。どちらも日本では法に反してないので「我慢するしかないじゃない」と言ってはみますが、確かに私もうるさく思っています。
デンマークではそういった公共スペースでの音は非常に抑えられています。レストラン、ショッピングセンターなどのインドアスペースもそうですが、大通りや駅、電車内などの公共スペースのアナウンスなども抑えられ、とても静かです。日本の商店街では宣伝の放送やデパートの店内放送、ゲームセンターの音など街中でも音がいっぱいですよね。別に音楽を聴くためにレストランに入ったわけでもないのに、ボリュームの高いBGMがかかっていて、会話が聞き取れずに困ることもあります。また自然や景色を楽しみに行った旅行先なのに、宣伝やBGMで気分が台無しということも日本ではよくあります。身近なところだと代々木公園はすばらしい公園なのに、すぐ横でかなりのボリュームで演奏をしている人達・・・。公園とは静かな場所、音楽のない場所であるはずなのに、と思ってしまいます。
デンマークではそういった意味では本当に心穏やかに過ごせる、音の抑えられた社会だと思います。
ところがそのデンマーク、一変してしまうのがホームパーティーのときの音楽のボリュームです。日本では近所迷惑というほどの音量で、彼らは音楽をかけるのです。またカフェやバーでは信じられないほどのボリュームで音楽を流していることがあります。ディスコならともかく、カフェなのに・・・と困ってしまうのです。ましてや日曜日、すべてのお店が閉まっていてたった一軒開いていたカフェがそういうカフェだったりすると、泣く泣く入り、寒くても音が少し小さくなる外に席を取ったりしなくてはなりません。
こういった面はデンマーク人の宴好きな一面なのかもしれませんね。普段は物静かな印象のあるデンマーク人ですが、盛り上がるときはタフにがんがん楽しむのかもしれません。もっとも若者が中心で、中年になるとそういうこともかなりなくなるようですが・・・。
あるデンマークに住んでいる子どもが日本に来ていたとき、ずっと耳をふさいでいたそうです。ありとあらゆる場所で大きな音があり、その子はうるささに耐えられなかったと言っていました。私もやっぱり静かさということをもう少し日本人も大切にしてもいいのではと思います。音がなければその場の空気をありのままに楽しめ、気持ちもゆとりが出てくるのではないでしょうか。
デンマーク人の夫が日本で生活していて耐えられないらしいのが、選挙運動の際のスピーカーからがんがん流れる演説や、不用品買取の車が休日に住宅地をこれまたスピーカーからの大騒音を出しながらゆっくり走ることだそうです。どちらも日本では法に反してないので「我慢するしかないじゃない」と言ってはみますが、確かに私もうるさく思っています。
デンマークではそういった公共スペースでの音は非常に抑えられています。レストラン、ショッピングセンターなどのインドアスペースもそうですが、大通りや駅、電車内などの公共スペースのアナウンスなども抑えられ、とても静かです。日本の商店街では宣伝の放送やデパートの店内放送、ゲームセンターの音など街中でも音がいっぱいですよね。別に音楽を聴くためにレストランに入ったわけでもないのに、ボリュームの高いBGMがかかっていて、会話が聞き取れずに困ることもあります。また自然や景色を楽しみに行った旅行先なのに、宣伝やBGMで気分が台無しということも日本ではよくあります。身近なところだと代々木公園はすばらしい公園なのに、すぐ横でかなりのボリュームで演奏をしている人達・・・。公園とは静かな場所、音楽のない場所であるはずなのに、と思ってしまいます。
デンマークではそういった意味では本当に心穏やかに過ごせる、音の抑えられた社会だと思います。
ところがそのデンマーク、一変してしまうのがホームパーティーのときの音楽のボリュームです。日本では近所迷惑というほどの音量で、彼らは音楽をかけるのです。またカフェやバーでは信じられないほどのボリュームで音楽を流していることがあります。ディスコならともかく、カフェなのに・・・と困ってしまうのです。ましてや日曜日、すべてのお店が閉まっていてたった一軒開いていたカフェがそういうカフェだったりすると、泣く泣く入り、寒くても音が少し小さくなる外に席を取ったりしなくてはなりません。
こういった面はデンマーク人の宴好きな一面なのかもしれませんね。普段は物静かな印象のあるデンマーク人ですが、盛り上がるときはタフにがんがん楽しむのかもしれません。もっとも若者が中心で、中年になるとそういうこともかなりなくなるようですが・・・。
あるデンマークに住んでいる子どもが日本に来ていたとき、ずっと耳をふさいでいたそうです。ありとあらゆる場所で大きな音があり、その子はうるささに耐えられなかったと言っていました。私もやっぱり静かさということをもう少し日本人も大切にしてもいいのではと思います。音がなければその場の空気をありのままに楽しめ、気持ちもゆとりが出てくるのではないでしょうか。
しかもBGMは60~70年代デンマーク歌謡。時々カラオケもやってます。。。歌というよりは雄叫びですが。
前にちょっとNYに住んでいたときの私の住んでいたアパートは1階がレストランで本当にひどかった。ロバート・デ・ニーロのレストランだったんだけど、揺れるわ、うるさいわで寝れないくらいでした。
日本はこういうことがあんまりないのは助かります。
http://www.mynewsjapan.com/reports/781
http://www.mynewsjapan.com/reports/795
という記事を書きました。
実際、本多勝一が指摘したように日本人は「騒音鈍感民族」で、外国人からも「世界で最もうるさい国」と嘲笑されています。
http://www.davidappleyard.com/japan/jp7.htm
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/fl20021203zg.html
コメントありがとうございました。
日本と欧米では、個人、自由、社会についての考え方がそもそも違うのだと思っています。
それゆえ、こうした騒音も他人の自由を侵害していると考えるよりも、社会が個人を守ってくれるという観点から支持されているのではないかと私は考えています。
私もこんなに公共空間がうるさい国は日本だけだと思います。
街へ出れば呼び込みの絶叫や、駅に入れば注意放送の洪水。一時ノイローゼになりかけたことがあります。
騒音地獄日本を変えるためには一人一人が行動していくしかないと思います。
わかります、私も相変わらずこのうるささを本当に辛いなぁと思っています。
静かさ=心の平安、ですよね?
街中でうるさいのはともかく、自然の中での騒音(無意味な音楽、大声の呼びかけの放送など)、静かにしたいからわざわざ来たのにーと思うこともよくあります。ほんと、変わってほしいですね。
あまりに相手がやっていることが甚だしければ私も抗議しますが。
追記 以前コメントさせて頂いたとき、タイトルをつけ忘れてしまいした。申し訳ありません。
公園ではアマチュアバンドが演奏していたり、音楽を聴いていたりする人もいますよね。デンマークでは「うるさくしていいところ」と「静かにしておくところ」がはっきり分かれていて、いくときにこちら側もちゃんと選択できるのがいいところです。