デンマーク・ハーフキッズ

デンマークについての情報やニュースを紹介、またデンマーク人と日本人のハーフの子供たちの子育て日記。

今週もピンチ

2009-11-17 23:47:47 | 通信制大学・大学院
 先週、インフルエンザでピンチに陥った私。月曜日からはショウミーが、そして水曜日からはやっぱりジジもかかりました。ジジは水曜日は水を飲んでも吐いてしまって、さすがにかわいそうでした。おまけに雨の中、やむを得ず、自転車で病院に連れて行ったりして、本当にジジも私も大変な思いをしたのですが、金曜日、とうとう疲れがたまったのか、今度は私が発熱・・・!

 幸いなことにインフルエンザではなく(新型はあまり大人はかからないようです、私の周りではですが)、それでも立ち上がるとフラフラするので、ベッドに横になっていました。つい昨日までは私がすごーくやさしく至れりつくせりの看護をしてあげたのに、元気になった息子達、そのうるさいこと、うるさいこと。少しは、ほんの2-3日前に自分が経験したことを生かしてくれるかと思いきや、まったくなし。もう、ほんと、子どもってひどい~!と思ったのでした。

 そして、今週は晴れて全員回復。これでやっと論文に集中できると思っていたのですが・・・。なんとジジのクラスで8人もお休みということで、明日から3日間、学級閉鎖となりました。まさに晴天のへきれき、がーん、がーん、がーん、です。

 ということは6連休。本来なら夫のいる御殿場でも行っちゃって、のんびり、秋を満喫しちゃえ、といきたいところですが、さすがに今は家を離れられません・・・。

 それにしても、どうしてこう、重なるんでしょうね? でも、もうここまで来ると、ショック~!というよりも薄ら笑いを浮かべてしまう感じですが・・・。おまけに木・金とクラスの子を午後、家に預かることにもなってしまったし・・・。

 でも、先週、止むを得ず、ウォーミングアップなしの「30分集中方式」で行ってみたら、意外と行けることに気づきました。テーブルの上にすべての資料をだーっと広げておき、次に書くところの資料をそのままページを開けておいて、30分あるなと思うと集中して書きます。15分だとさすがに資料を読んでいて終わってしまったりするので、そういうときは違うことをしますが、30分だと少し書き進みます。

 とにかく、この方式も使って、今週はひたすら論文に向かおうと思います。そしてなんとか最後まで書き終えて、一度指導教官に送る予定です。何しろ、文献のつぎはぎ、論文というよりもいろいろなものを読み散らかしてまとめているだけ、という内容で、こんなんじゃ全然だめかも、と不安なので・・・。ほんと、論じるというよりも、まとめのリポートみたいになっちゃっています。しかも、まだ読んでない資料もあるので、来週以降、読みながらまた内容を追加・訂正しなくては、です。

 それにしても今年は秋を全然楽しめなかったな~。なんだか今年はとっても淋しい秋となってしまって、こうしてブログを書くことが息抜きです・・・。

またまたピンチ

2009-11-10 05:40:29 | 通信制大学・大学院
 9月の受験前も夫のブラジル出張、そして単身赴任生活スタートと、「ちょっとピンチ」な気持ちになりました。が、論文提出1ヶ月前の今週、「またまたピンチ」な状況になってしまいました。先週は私自身の体調がいまひとつだったのですが、金曜日にはマイケル・ジャクソンの映画、This Is Itを子ども達と一緒に見に行き、元気をもらい、週末には無事にジジの七五三を祝い、さて、また今週からがんばろう!と思っていた矢先・・・。

 とうとう来ました、インフルエンザ・・・。

 ショウミーは昨日の朝、頭が痛いと起きてきて、食欲もなく、起きがけに熱を測ると36.5℃でしたが、1時間後に測ると37.7℃。病院に連れて行って検査をしましたが、発熱後12時間たたないと出ないうことで検査結果はマイナスでしたが、家に戻ると39℃近くに熱は上がっていました。

 夕方、担任の先生から電話があり、なんとクラスで5人もインフルエンザにかかっており、おそらく今週いっぱい学級閉鎖になるのではということで、なるかならないかはショウミーの検査結果待ちもあるようです。今日、もう一度病院に行き、検査をし、そして学校に報告しなければなりません。ショウミーがインフルエンザであれば、ジジも幼稚園に登園禁止になります。
 
 ということで、私の方は看病やら何やらで、これでまったく時間がこまぎれになってしまいました。過去の教訓から、お母さんは先の先を読んですべて前倒しで行うこと、特に締め切りのある場合は、必ず1週間くらいの余裕をみておくことを学んでおり、今回も論文の提出日12月10日より1週間前くらいには仕上げておこうと思っていましたが、うーん、ここで来たのか、インフルエンザ。ちょっと出鼻をくじかれた感じです。

 論文はなんだかテンションが高くないと書けなくて、書き始めるまでにテンションを上げる時間が必要です、私の場合。20分くらいのウォーミングアップがあって、よし、書くぞ、となります。そこから2時間くらいで1クールとなるわけですが、こうなるとそんな悠長なことは言ってられず、細切れ時間で書いていくように、テンションを調整しなくてはなりません(自分でもどうやるのか、いまひとつわからないけど・・・笑。どうやって???)。

 子ども達と寝る時間をずらしたり、DVDを借りてきたりして、なんとか今週、行けるところまで行こうと思います。できないことはできないので、あとは来週、がんばるしかなさそうです。

 しかし、こうなると気分はすっかり母親となってしまい、なかなか学生であることに集中できないのでとにかく困ったことになってしまいました。夫は自分のペースで仕事できるのに、私はこうなると全部自分のペースを崩すことになり、「がんばってね」と電話口で言う夫に、「これ以上がんばれないのに、なんでがんばってなんて言うのよ!もう十分やってるよ!」と切れ、「ね、あなたは誰のおかげで、のんびり仕事に集中できると思ってるのよ~」とまた夫にイヤミを言ってしまったのでした。

論文を書き始めて

2009-11-07 06:47:47 | 通信制大学・大学院
 夏以降はすっかり受験にかまけてストップしていましたが、受験後、助走期間を置いて、やっと先週あたりから実際に卒業論文を書き始めました。人生初の論文、以前、きっといい経験になりますよと言われたことがありましたが、やはり書いてみてはじめていろいろと思うことがあるので、ちょっと今日はそれを書いてみます。

 論文の主旨などはずっと以前から決まっており、昨年度1回、そして今年度になってから昨年度のものをバージョンアップした(つもりだった)、論文の構成などを指導教官に見てもらっていました。はじめに、から始まって、1章から3章まで、そして最後にまとめが来るという大まかな概要ができていたつもりでした。が、実施に書き始めてくると、なんだか違うものになってきています。だいたい、流れがAだからB、BだからCと行くつもりだったのが、なぜかCだからB、BだからAと逆になりつつあります。こんなに大蛇行してしまっていて、いったい私の論文はどこに行くのでしょう?と自分でも疑問です。

 また、書きながら、自分で「本当?本当?」と思ってしまいます。何々である、Aは何々であった、いついつに何々が起きた、などと書いていますが、実際に見たわけでもなく、本当にそうなのだろうか、そんなふうに断定して言っちゃっていいのだろうか?と思いつつ、書いています。いつか誰かが、卒論は勝手に好きなように書きまくったと言うのを聞いたことがありますが、まさに書き放題で好き勝手なことを書いているのではないかという不安にかられます。

 そして、この大学で学んだことをすべてここに書き出したいと思うのですが、テーマから逸れることなくきちんと論旨を通しつつ、そこにいろいろな説や考え、思想やら分析やらを織り交ぜていくことは、かなりの高度な思考力と文章力が要求されます。ぐるぐる考えて、自分の頭の中で熟成されて、糸口が出てくるのを待つのですが、そうなるとなんだか小説家のような気分になってくるから不思議です。でも、小説家になってはいけないので、そこは気をつけなければいけませんが。

 こうしてすっかり煮詰まっているのですが、途中で完全につかえてしまっていてもどうしようもありませんので、まずは少々疑問があっても、乱暴であっても、最後まで書き通してみるしかなさそうです。しかし、やはりアカデミックな世界では超初心者の学士論文、ここはどう書いてもおそらくダメダメなものしか出てこないことでしょうと開き直ってきました。えいやっと一度提出してしまって、教授にいろいろと指摘してもらおうと、ちょっと他力本願な気持ちでいます。書くほどにあまりにもつぎはぎな上滑りな知識を自覚するばっかりで、本当に開き直らないと書けません・・・。

 出口が見えず、頭を抱えているわけですが、思い起こせば、大学に入学した目的はこの論文を書くことでした。中身のよしあしはともかく、この2年半で学習したことと私の思いや気持ちを込めて、とにかくがんばって書き上げようと思います。きっと他人にはまったく価値のないものだけど、卒業論文をちゃんと書いて、3月にぜひ自分に対して正々堂々と(?)卒業したいです。