明日からいよいよ12月です。いよいよクリスマスの始まり始まり!もちろん本場デンマークには全く及びませんが、我が家はできるだけクリスマスをデンマーク風にお祝いします。私にとっては忘れたものはないか、毎日緊張してしまう月でもあります。
先週の日曜日、地下のストックルームから夫と子ども達がツリーを引っ張り出してきました。(ショウミーはちょうど幼稚園で習っている白雪姫の歌、ハイホー、ハイホーを歌いつつお手伝いするのかと思いきや、文句ばっかりで働かず、意外にジジのほうがこういうときは手伝ってくれます。)ツリーを飾り付けし、点灯するとジジは今年は本当に嬉しそうでした。去年は1歳半だったので、きっと何が何だかあまりわからなかったのでしょう。今年はぴかぴか!ひかり!と言ってはしゃいでいました。以来、朝から点灯してとせがまれるのですが・・・。
デンマークのツリーはもちろんいろいろなオーナメントを飾りますが、どちらかというと控えめな感じです。日本のツリーを見たらデンマーク人はずいぶん派手だなあと思うのではないでしょうか。今年、雪を見立てた白いモールを飾ってみましたが、夫はこれをちょっと嫌がっている様子です。やめるかどうかまだ迷い中なので、今のところかけたままにしています。義母の家ではクリスマス本番の日は本物のキャンドルをツリーに灯します。
それからニセ(クリスマスの妖精)などを家のあちこちに飾りました。まだ何も今年は買い足していないのですが、今年から新登場したものがすでにいくつかあります。私の誕生日プレゼントに友人からもらったガラスの丸い玉のオーナメントは、中にポプリが入っていていい香りがしています。そしてデンマークの新しい友人が送ってくれたユールヤータ(クリスマスハート)のカード立てです。
明日からは一日ずつ灯すカレンダーキャンドル、今度の週末からはアドベンツクランツ(毎週日曜日の夜ごとに1本ずつ灯していく4本セットのキャンドル)が始まり、少しずつ、毎日キャンドルを灯しながら24日を待ちます。忙しく便利な現代の生活の中で、この「待つこと」「心待ちにすること」がなんだか私はとても豊かな暖かい気分になります。そしてキャンドルの光はいつも家族をやさしい気持ちにしてくれるように思います。
さて、子ども達には明日から本当にお楽しみのクリスマスカレンダーという、毎朝ひとつずつ小さなプレゼントがもらえる習慣があり、義母と義兄がデンマークから送ってくれているのですが、実はまだ届いてなくてちょっとハラハラしています。夫が義兄に確認したところ、19日にその荷物はデンマークを出ているそうですが、早10日過ぎています。いったい何処へ???
これもいただいた切り絵の本です。