私のパソコンが壊れてしまいました。データは大丈夫のようなので、なんとか全部取り出し、おそらく新しいパソコンを買うことになると思います。パソコンには寿命があるそうで、なんとも困ったことですが、去年の卒論の真っ最中などではなくて、ちょうど春休み期間、タイミング的には不幸中の幸いといったところでしょう。ということで、写真などにもアクセスできないので、今日は今回のデンマークで強く感じたことを文章で書きます。
デンマークに行くたびに感じるのが、男性との関係がなんだかとても居心地がいいことです。ある程度仲良くなると、「異性だとあまり意識しない」、けれども「ほどよく異性として意識する」という、とても心地よい関係になり、これは日本とはちょっと違う気がします。
「異性だとあまり意識しない」というのは、まずは彼らが男性であるということの前に、同じ人間だという感じがします。彼らは人間として、料理もするし、育児もするので、ごく自然にそういうことについての話ができます。そして、同じ人間だという意識があるため、どんな話題も話し合えるし、相手が私に女性として期待しているところがなくて(女はこうあるべき、みたいな観念を押し付けられない)、気が楽で、私も自分の言いたいことをどんどん言うことができます。みなで大いにしゃべり、笑い、議論もし、とても自由な気持ちで過ごすことができて、楽しいのです。
一方、「ほどよく異性として意識する」というところは、それでも彼らがやっぱり女性を好ましい存在と思ってくれているのを、ほどよく感じることからきていると思います。ちょっと服装を大げさにほめてみたり、外で寒いと言っていると、さりげなくブランケットを持ってきてくれたり、「そんなわけで、まあ、女というものはまったく理解できない、わけわからないものだけど、でもどうしても不可欠で愛すべき人たちなので、受け入れるしかないね」と思ってくれているところが伝わってきます。ごく親しければ、お互いにハグをしたり、くっついて歩いたりするのも、何の思惑もなく自然にできます。
いつも大抵、グループには男女は一緒にミックスされていますが、そのお互いの関係がとても平等なので、窮屈な感じがしません。日本だったら、いつも変に気を使って、気軽にしゃべったりなかなかできませんが、デンマーク人はだれだれの夫とか妻とか、そういう感じではなく、さらっとフランクな関係を築けるように思います。日本でも女性だけだとそういうことがありますが、男女ミックスのグループでは変に相手を意識して、男性陣とあまりしゃべらずに終わってしまうことが多いのです。
これはおそらく、デンマーク人は小さなころからやっているのかもしれません。よく町で中学生や高校生くらいのグループが、男女ミックスでものすごく仲良く遊んでいる光景を見ます。男の子たちはちょっぴり女の子に気を使っていますが、でも基本は対等で、楽しくじゃれあっていたり、しゃべりあっていたりします。日本ではその年頃には変に異性を意識して、逆に距離のある関係、あるいはなんだか妄想ばかりの関係やら、すぐ恋愛に結びつくだけの関係になりがちなように思うのです。文化の違いですからいたしかたありませんが、もっと風通しのいい男女の関係が、日本にもあったらよかったのにと思ってしまいます。
ある友人が言っていたのですが、日本は男女を意識するのがすごく早いそうです。確かにそう言われてみると、すでに幼稚園児たちが、だれだれを好きだとか、女とは遊ばないとか、そんなことばかり言っています。こういうところから、変な意識が芽生え、本当は仲良くしたいのに、気持ちよい楽しい関係が築けないのかもしれません。なんだか人生の楽しみがかなり減っているような、とても残念な気がします。
デンマークに行くたびに感じるのが、男性との関係がなんだかとても居心地がいいことです。ある程度仲良くなると、「異性だとあまり意識しない」、けれども「ほどよく異性として意識する」という、とても心地よい関係になり、これは日本とはちょっと違う気がします。
「異性だとあまり意識しない」というのは、まずは彼らが男性であるということの前に、同じ人間だという感じがします。彼らは人間として、料理もするし、育児もするので、ごく自然にそういうことについての話ができます。そして、同じ人間だという意識があるため、どんな話題も話し合えるし、相手が私に女性として期待しているところがなくて(女はこうあるべき、みたいな観念を押し付けられない)、気が楽で、私も自分の言いたいことをどんどん言うことができます。みなで大いにしゃべり、笑い、議論もし、とても自由な気持ちで過ごすことができて、楽しいのです。
一方、「ほどよく異性として意識する」というところは、それでも彼らがやっぱり女性を好ましい存在と思ってくれているのを、ほどよく感じることからきていると思います。ちょっと服装を大げさにほめてみたり、外で寒いと言っていると、さりげなくブランケットを持ってきてくれたり、「そんなわけで、まあ、女というものはまったく理解できない、わけわからないものだけど、でもどうしても不可欠で愛すべき人たちなので、受け入れるしかないね」と思ってくれているところが伝わってきます。ごく親しければ、お互いにハグをしたり、くっついて歩いたりするのも、何の思惑もなく自然にできます。
いつも大抵、グループには男女は一緒にミックスされていますが、そのお互いの関係がとても平等なので、窮屈な感じがしません。日本だったら、いつも変に気を使って、気軽にしゃべったりなかなかできませんが、デンマーク人はだれだれの夫とか妻とか、そういう感じではなく、さらっとフランクな関係を築けるように思います。日本でも女性だけだとそういうことがありますが、男女ミックスのグループでは変に相手を意識して、男性陣とあまりしゃべらずに終わってしまうことが多いのです。
これはおそらく、デンマーク人は小さなころからやっているのかもしれません。よく町で中学生や高校生くらいのグループが、男女ミックスでものすごく仲良く遊んでいる光景を見ます。男の子たちはちょっぴり女の子に気を使っていますが、でも基本は対等で、楽しくじゃれあっていたり、しゃべりあっていたりします。日本ではその年頃には変に異性を意識して、逆に距離のある関係、あるいはなんだか妄想ばかりの関係やら、すぐ恋愛に結びつくだけの関係になりがちなように思うのです。文化の違いですからいたしかたありませんが、もっと風通しのいい男女の関係が、日本にもあったらよかったのにと思ってしまいます。
ある友人が言っていたのですが、日本は男女を意識するのがすごく早いそうです。確かにそう言われてみると、すでに幼稚園児たちが、だれだれを好きだとか、女とは遊ばないとか、そんなことばかり言っています。こういうところから、変な意識が芽生え、本当は仲良くしたいのに、気持ちよい楽しい関係が築けないのかもしれません。なんだか人生の楽しみがかなり減っているような、とても残念な気がします。