【７７】 Ｓ＆Ｍ ある判事とその妻

　実話だそうです。

正義を行うことを信念とする判事。幸せな結婚と思っていたが

なぜか妻が夫を避けて、家族の中もギクシャクしている。

結婚15周年を祝おうとする夫の前で急に泣き出す妻。

そして、離婚を切り出す。

何でもするから、離婚は思いとどまってくれという夫に、

妻は自分の性癖を告白し、夫に叩いたり縛ったりしてくれと頼む。

しぶしぶ、妻の要求に応える夫だったが、行為を重ねることで

自分もそれに染まっていく。

しかし、それが世間にばれたとき、正義を重んずる夫は

夫婦間のセックスに介入することは間違いだ。と検察に立ち向かう

しかし、傷害・監禁の罪で有罪となってしまう。

ゲイもレズも神を冒涜するものと認めない州もある国だから、

ＳＭなんてとんでもないという判決。

しかし、夫婦でＳＭプレイをした夫婦関係は、結婚25周年になっても

ラブラブだった。問題提起なのだろうか。

【７６】 ディープ・コア２０１０

採石場の大規模爆破が、これまで知られていなかった断層に地震を起こす。

自信連鎖は続き、アメリカ大陸を横断する近くの裂け目となっていく。

一難去ってまた一難と英側続き、ジェットコースター・パニックとなっている。

科学的かどうかは知らないし、最後の爆破もいくらでもリモコンが聞くだろうに

と難癖つけようとすればいくらでも、ただ話を盛り上げるだけの設定も

見受けられどうかとはおもいますが、まあ、楽しいＢ級映画です。

【７５】 シャーロック・ホームズｖｓモンスター

もう、タイトルからしてＣ級・Ｄ級映画だと判る。

話の筋はよくわかりませんでした。

最初、女王への植民地からの税金を積んだ帆船が、クラーケンのような怪物におそわれます。

そのお金は、後にゴムを買い付けるために使われていますが、

その時点で、怪獣・恐竜・人造人間は登場しており、どうしたんだ

ホームズの兄が登場

兄はもとスコットランドヤードの警官で、銀行強盗を取り押さえる際被弾し

弾が脊椎を損傷したため動けなくなった。

そこで人造人間（誰が作ったんだ！）が手術をして弾を取り出してみると

その弾は犯人が撃ったものではなく、同僚の撃った弾の跳弾だった。

兄は、死と引き替えのような刑事の仕事に嫌気がさし

自らはサイボーグとなって復讐を誓う。

なんたって、なんの学者も出てこない。元刑事がロボット・クラーケン、ロボット・恐竜、

アンドロイドそして自らをサイボーグにして。

ラストには空飛ぶドラゴンも登場する。

ドラゴンでロンドンを焼き払い、その犯人に、自分を撃った元同僚をしたてあげようとする。

ばかばかしくて面白い。という見方もあるだろうが、私は、ちょっと。

【７４】アンドロメダ・ストレィン

「アンドロメダ病原体」といえば、あの「ジュラシック・パーク」のマイクル・クライトン原作の小説。

ロバート・ワイズ監督の映画が１９７１年。大学生の頃ロードショーを見た事があります。

上の写真はそのときのプログラム。

昔の作品は、単に宇宙からの脅威として描いていたが

今回のモノは、このところよく見る人類絶滅の危機にあるように、軍部の陰謀が見え隠れする。

前回は地下実験室の自爆装置の核によって病原体が広がるのを、なんとか押さえ込んで、ハッピーエンドだったと思うが、

今回は、既に広がり始めた病原体が近寄る戦闘機を喰ってしまい、落ちていく原爆ミサイル

のシーンでおわっている。

人類滅亡ケースだ。

また、昔の作品を見てみたい。

【７３】 インセプション

これはすごい、ＤＶＤでなくロードショーの大画面で見る価値があります。

ディカプリオの映画って始めてみましたが、なかなかよかったです。

話は、フィリップ・Ｋ・ディック　原作といっても納得しそうな世界です。

これをオリジナルで作ったのは、ハリウッドひさびさのヒットではないでしょうか？

ただ、ここ２０年くらい「サイコダイバー・シリーズ」にはまっている私としては

人の夢の世界があんなに理路整然としていて良いのか、と思ってしまいます。

エンドロールの日本語版で「にしおかすみこ」の名前を見てそういえばとおもいだしました。

映画の最中、ちょっと声質が違和感を感じていましたけど。

しかし、初日というのに劇場はガラガラ