晴れ間の彗星

楽しく生きよう!

【64】真夏のオリオン

2010年07月09日 | 映画って本当に…
日本版「眼下の敵」か?

ロバート・ミッチャム、クルト・ユルゲンスでしたか…

あの名作を思い起こさせます。

しかし、あんな人間的な艦長が当時いたのだろうか、

というよりああいう人を艦長にすえるだけの上層部がいたのだろうか?

意固地になり、自分の間違いを認めたくないだけで

「お国のため」などと日本人を死地に向かわせた、軍部・政治家

人の命で金儲けに走る経済界。

「日本を良くしよう!」と言いながら、権力闘争にあけくれる政治家。

まだまだ日本を食い物にしようという政治家・官僚。

国会議員、各地方議員の定数が多くその人件費がばかにならないのに、自分のことは棚にあげる政治家。

これらをバッサリ切る、議会より力のある人物を欲するゆえんだろう。

「銀河英雄伝説」で描かれた理想的な独裁者ラインハルト・フォン・ローエングラム。

しかし、ヤン・ウェンリーは

「しかしそこで、人民はなぜ気が付かないのか?

 理想的な独裁者も、いずれ政治にあきる事があることを」みたいなことをいっていた。

だから「まどろっこしくとも民主主義の方がいい」のだと。

たしかに小泉は魅力的な独裁者(的)存在だった。しかしそのために日本は壊れてしまった。

民主党に変わっても、独裁者が首座を狙っている姿がみえかくれする。

あんたが、やわらちゃんを引き込んで、次のオリンピックのメダルを一つなくしたんだからね。

【63】笑う警官

2010年07月09日 | 映画って本当に…
宮迫!っていう感じ。

こんな大切な役に、しかしちゃんと役者していました。中川家はダメでしたが…

北海道警の裏金問題。ありましたよねえ。

結局どういう結末でしたっけ。

覚えていません。

この映画を見て、警察の中の汚れ、警察は正義の味方でもなんでもない。

ランボーなんかに出て来る理不尽な警官は日本にも居るのだろう。

水戸黄門で城の重役と組んで悪行を続ける代官。

あのパターンはそのまま現代に通じているのだろう。

選挙のときだけ謙虚な顔をして「みなさまのために…」という政治家。

組織と自分の利権権力を守ることしか考えない司法当局。

「仕掛人」や「ゴルゴ13」を欲しがる世の気持ちがよくわかる。