仮面ライダー555 全50話+映画版「パラダイス・ロスト」を見直す。
これは凄い… 仮面ライダー風デビルマンか?
いや、デビルマン 風仮面ライダーか?
人が死んで、しばらくすると生き返り、人類の進化形「オルフェノク」になり超人的な力を持つ。知らない間に、オルフェノクは、世界に溢れていた。
自然に死から甦り、オルフェノクとなった者を「オリジナル」と呼ぶ。
そのほかに「オリフェノク」に襲われて、オルフェノクの何かを注入され、オルフェノクとして覚醒するこのもある。ただほとんどは灰と化して死んでしまう。
この辺は「ゾンビ-」「吸血鬼」を思わせます。
そして555として人類側で闘ってきた主人公も、オルフェノクであることを知らされる。しかし、人類側で闘い続ける事を誓う…この辺はデビルマンか?
人類・オルフェノク・人間の心を持ったオルフェノク…
オルフェノクをデーモンに直せばそのままデビルマンの構図です。
ストーリーも手が込んでいて複雑な人間関係と、ライダーベルトの奪い合いと、傑作!と言っても良いできです。是非見て頂きたい名作。
しかし、進化形ゆえ、急激な進化について行かれない体が、破壊されていき灰と化してしまう。生き続ける為にはオルフェノクの王を誕生させ、その力で完全体のオルフェノクにしてもらわなくてはならない。
そのような説明の中、灰化が始まった555が、王に渾身のライダーキック…
当然この闘いに勝っても、灰化を止められず555も死んでしまうはずだが、ラストでは楽しくひなたぼっこ…ハッピーエンドでなくともよかったのではと思いますが。