晴れ間の彗星

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〈4〉 007/赤い刺青の男

2017年07月22日 | 読書録
久しぶりに、ハヤカワ・ミステリィ版007

何年か前、読んだ「ゼロ・マイナス・テン」に嗣ぎ

2冊目のレイモンド・ベンスン

「ゼロ・マイナス・テン」が香港返還の話だったので

200年代の話となります。

「猿の手…」「逆襲の…」が、原作の時系列なのに

こちらのシリーズは、映画と同じように現代になっている。

同じ時系列なら、80にも90にもなっているはずだが

その辺は「ゴルゴ13」と同じく、永遠の◎◎歳で都にしよう。

話の中で「スペクター」に次ぐ悪の組織「ユニオン」なる組織を潰して

また、以前の作戦で日本人テロリスト「吉田吾郎」との因縁の対決とあるが、

双方知らない。

「女王陛下の007」に出てくる「ユニオン・コルス」かとも思ったが違うようだ。

後から翻訳された「ハイタイム・トウ・キル」から「ユニオンが出てくるようだ。

「二度死ぬ」に嗣いでまた日本を訪れる、007。

G8参加の英国首相警護のための来日だが、

旧友のタイガー田中「丹波哲郎」に会うのだが、タイガーだけ歳を取った用だ。

三島由紀夫に憧れた、極右テロリストが、ラスト、007に破れ「切腹」。

刀をもらった007が。そのテロリストと剣劇。

フレミング以上に、「日本らしさ」を盛り混んでいる?


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