晴れ間の彗星

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【53】けっこう仮面 新生

2012年10月21日 | 映画って本当に…
ご存じ永井豪の「けっこう仮面」の実写版。

もう何作創られたかわかりませんが…

まじめに創られた「けっこう仮面」

という、ありえないスタンス。

監督は、バットマン等マーベルコミックの実写化に

日本として挑戦した作品と言っています。


基本、けっこう仮面は永井豪のわるふざけですよね、

別冊少年ジャンプに読み切りで掲載され

次を、次をと続いたもので

月光仮面のパロディで

敵役も

「サタンの(足の)爪」という学校法人(?)

鉄人似獣八五郎、血車剣之助、べん教師

(鉄人28号・矢車剣の介・ベンケーシー)

登場シーンも必ずテーマソング

♪何処の誰かは知らないけれど、体は見んな知っている
 けっこう仮面の姉さんは、性技の味方よ、いい女(ひと)よ
 疾風のように現れて タップリ見せて去って行く…

演技はみんな、一生懸命にやっています。

俳優も可愛いです。

けっこう仮面の姉さんも、けっこう仮面史上、一番のスタイル。

後ろ姿のくびれがすてきで!

これまでの、胸だけ大きく締まりの無い体で、あれじゃあ戦えまい。

という女優とは段違い。けっこう仮面の姉さんは、別に巨乳である必要はないのです。

しかし、撮影に利用したどっかの廃校は、

あまりに学校が汚すぎています。

なんといっても進学率100%の超進学校(スパルタ学園)

資金も潤沢にあるはずの学校らしくありません。

「変態!」という悪態に興奮するお姉さん

さらに、ラストの必殺技「おっぴろげジャンプ!」も含め

スタッフが楽しんでるなという雰囲気がありません。

原作マンガが毎回「豪ちゃん、また楽しんでるな。」と思わせるのと逆です。

「宇宙刑事ギャバン」と「けっこう仮面 新生」は

本来向かうべき方向性が入れ違ってしまったようです。


しかし、ちゃんと予算をつけて

「裸で戦うことに悩み」その悩みを克服して

学園のみんなのために戦う「けっこう仮面」など

見てみたい気もします。

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