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≪6≫タイム・パトロール

2012年04月15日 | 読書録
「タイム・パトロール」という名前?職業?
は、私達の年代には昔っからなじみがあります。

あのTVアニメ「スーパージェッター」です

  僕はジェッター、
  1千年の未来から
  時の流れを超えやって来た
  流星号応答せよ…

というオープニング。

そして、小道具も
タイム・ストッパー
反重力ベルト
パラライザー と
SF用語が満載。
そしてなんと「タイム・パトロール員」なのです。

まあ、未来から来た犯罪者と対決はしますが
時間テーマのおもしろさは、いまいちありませんでした。

今回は、ポール・アンダースンの「タイム・パトロール」です。
過去に読んだ気がしていましたが
読書録には乗っていませんでした。
もっとも、結婚して10年ほどは空白期間があるので
はっきりしませんが。

で、今回読んでみての感想は
つまりませんでした。
時間テーマのおもしろさは、本来の歴史とそれを曲げようとする意志
守ろうとするパトロール員。
または、まったく曲がってしまった歴史。

「紺碧の艦隊」や「ジパング」などのおもしろさは、
ミッドウェイ海戦で勝ってしまったら、
といったような
既に知っている歴史がいじられるから話が分かるのですが、

ペルシャ や ケルト人の歴史がどう変わろうと
もとが良くわかっていないので面白くはありません。
一つだけ、モンゴル帝国が、ヨーロッパ人より先に
アメリカ大陸にきてしまったら…
というのだけ、何となく理解できました。


昔「タイムトンネル」というドラマがありましたが
「タイタニックの沈没」とか大洪水に襲われる町だとか
もっと引きつける要素があったと思います。
横山光輝の「時の行者」などもそうでした。

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