晴れ間の彗星

楽しく生きよう!

忍者武芸帳2

2006年03月23日 | 書庫の中から
「忍者武芸帳」で出てきた、上泉秀胤が気になって調べてみた。八王子は八王子城がありその城主が北条氏照ということで北条氏に敏感になっているのです。で、上泉秀胤ですが、父親は剣聖「上泉信綱」。はじめは、上泉伊勢守というので、北条早雲が、最初「伊勢新九郎」だったから、伊勢つながりなのかと思いましたが、そうでもないようでした。剣豪ということしか知りませんでしたが、今の群馬県あたりの出城の城主の息子に生まれ成人して城主となるものの、当時関東の覇権を争っていた上杉氏についていて、北条氏康に破れ城を明け渡している。その後別の城の城主となるものの今度は武田信玄にやられ、剣に生きる事になったらしい。秀胤は信綱と、かつての小田原城主(早雲に敗れた)大森氏の子孫の娘との間にできた子との事。そして、その妻を早くに亡くし、後妻に北条氏康の弟綱成の娘を娶っているので、かなり北条氏にゆかりのあるひとです。