HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第799話≪「ACアダプター」何故必要なのか?「宅内直流給電アライアンス」を立ち上げた理由≫

2010年01月08日 | 時事用語
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、パソコンをはじめ、精密電子機器の電源ケーブルには、「ACアダプター」が付いていますね。HageOyajiのパソコンにも「ACアダプター」が当然付いており、「交流式電源対応機」と記載されています。

          

 何故、必要なのか深く考えたことがありますか????

 みなさんの家に送電線が入っていますが、送電技術には「直流送電」と「交流送電」があり、世界標準は、「交流送電」になっていますが・・・・・・当然、日本も「交流送電」です。

 今、この「直流送電」と「交流送電」が大きな問題になってきています。

 みなさんの家庭で使われている多くの電気製品、テレビ・冷蔵庫・電子レンジ・エアコンは「直流」で作動しており、必ず、各機器内で「交流」から「直流」に変えて使用されています。

 そうです。「ACアダプター」は交流⇒直流に変えるもので、「ACアダプター」が付いていない製品は必ず、機械の内部で変換されています。

 何故、この問題が最近クローズアップされているのか?

 実は、「交流」から「直流」に変えるときにエネルギーが発生し、正規品でも一般に5~10%損出するのです。「直流」で流れてきます太陽光発電が普及してきますと、「直流」⇒「交流」⇒「直流」と大きなエネルギー損出が発生します。

 そのため、「交流」を介さずに流すアイデアが生まれ、発電効率を上げる研究プロジェクトが進んでいます。このプロジェクトが「宅内直流給電アライアンス」です。詳細はクリックしてお読みください。

 「直流送電と交流送電の違いについて」「交流送電と直流送電の特徴と違い」は、クリックしてお読みください。

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