HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第380話≪MOTTAINAI(もったいない)大学入試&公立高校入試問題へ≫

2007年04月02日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、HageOyaji通信:第250話≪ロハス「LOHAS」&もったいない「MOTTAINAI」≫を昨年7月に配信しましたが、この「MOTTAINAI」(もったいない)に関連した、ケニア出身の女性環境保護活動家マータイさんやキャンペーンをテーマにした入試問題が、昨年は九州大学や岡山大学など多くの大学で出題されました。


 今年は、公立高校入試レベルで使用されています。

 新潟県と鳥取県で3月の公立高校入試で、「MOTTAINAI」キャンペーンに関連した問題が出題されました。

 ◆鳥取県では、社会科(公民分野)の問題です。
 「マータイさんが日本の「MOTTAINAI」を世界に通じる環境標準語にしようと訴え紹介したTシャツのデザイン」という説明とともに、「MOTTAINAI」Tシャツの写真を掲載し、マータイさんが「もったいない」には3R(リデュース、リユース、リサイクル)の精神が込められていると主張していると紹介し、3Rと具体例の組み合わせを選択。

 ◆新潟県では、英語の問題です。
 「Mottainai is a Japaneses word」で始まり、1977年からアフリカで続けている植林活動「グリーンベルト運動」など、マータイさんの業績を紹介しています。新聞社の招待で2005年に来日した、マータイさんが「MOTTAINAI」という言葉を知り、感銘を受けたエピソードにも触れています。


 その「MOTTAINAI」(もったいない)キャンペーン名誉会長、ワンガリ・マータイさんが、4月25日から来日し、講演会や植林などさまざまなイベントで、地球環境と命を敬う「MOTTAINAI」の精神を再度呼びかけます。

   4月25日:来日
   4月26日:名古屋市の東山動植物園し、植樹セレモニー
         名古屋市の金城学院中学・高校で講演
   4月27日:MOTTAINAIショップ
         愛西市での小学生との対話集会
   4月28日:横浜市の日本新聞博物館で開かれる企画展出席
   4月29日:秋田市郊外で植林活動
   5月01日:東京都の昭和女子大学で記念講演
   5月02日:離日


 同時に4月にマータイさんの激動の半生つづる自叙伝「UNBOWED」の日本語版「へこたれない」が小学館から発刊(発売予定日 2007年04月12日 定価:2,310円税込)されます。

 既にみなさんも知っている通り、ワンガリ・マータイさんは、ケニア出身の女性環境保護活動家で、ナイロビ大学初の女性教授であり、2004年にはアフリカ人女性としても史上初めて、「持続可能な開発、民主主義と平和への貢献」のため、ノーベル平和賞を受賞しました。


 図書「へこたれない」は、訳者は、マータイさんと親しい小池百合子首相補佐官。内容は、ケニアでの生い立ちから米国への留学、グリーンベルト運動の創設、離婚から投獄、政治活動にいたるまでの波乱に満ちた半生が、さまざまなエピソードとともにユーモアを交えたタッチで描写されているそうです。

 HageOyajiも早速読んでみたいです。

               

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1 コメント

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マータイさん見習いたい (せたがやまちの探検隊)
2007-09-25 11:28:48
5月1日の昭和女子大学のマータイさん講演見に行きましたが、人も大勢集まっていてもったいない精神の大切さを感じました。もっと世界に広まってくれると良いですね。
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