高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!
みなさん、最近「第6次産業」又は「第6次産業化」という言葉を耳にするようになりましたね。
農林水産省は、「農山漁村の6次産業化」即ち、雇用と所得を確保し、若者や子供も集落に定住できる社会を構築するため、農林漁業生産と加工・販売の一体化や、地域資源を活用した新たな産業の創出を促進するなど、農山漁村の6次産業化を推進し、更に平成22年度あたりから法制化をし、農林漁業者による加工・販売への進出や地域農林水産物の利用を促進する「地産地消等」を推し進めるキーワードで、農林漁業者の「第6次産業化」のことです。
即ちこの「第6次産業」言葉は、農業や水産業などの第一次産業が食品加工・流通販売にも業務展開し、拡張する経営形態を表しており、東京大学名誉教授である今村奈良臣氏(農業経済学者)が15年以上前から提唱していた造語なのです。
そして、平成22年12月3日に、「第6次産業化・地産地消法」が公布されています。
この法律は、
◆農林漁業者による加工・販売への進出等の「6次産業化」に関する施策
◆地域の農林水産物の利用を促進する「地産地消等」に関する施策
を総合的に推進することにより、農林漁業の振興等を図ることを目指しています。
さて、みなさんは既に知っている通り、
「第1次産業」 ⇒ 「農業、漁業、林業」
いわゆる自然との関わりの中で直接的に富を得る産業
「第2次産業」 ⇒ 「製造業、建設業、工業、鉱業」
第一次産業が生み出した原材料を加工して富を生み出す産業
「第3次産業」 ⇒ 「卸売業、小売業、情報通信業、輸送業、電気・ガス・水道業、教育、医療、福祉、金融、不動産、etc」
ですね。
本題の「第6次産業」とは、
農業や水産業などの「第1次産業」が食品加工・流通販売にも業務展開している経営形態を表した経営の多角化のことです。
農林漁業者は「第1次産業」に留まることなく、「第2次産業」の食品加工や「第3次産業」の流通販売まで総合的に、積極的に関わっていき活性化をする取り組みのことです。
即ち、「第2次産業」や「第3次産業」の事業者が得ていた付加価値を、農林漁業者自身が得ることによって農林漁業を活性化させようというものである。
最初はこの「第6次産業」を(1+2+3=6)の足し算でしたが、「第1次産業」がゼロになったら結局ゼロにしかならないという意味で、(1×2×3=6)の掛け算で表すようになってきました。
農林水産業の「第6次産業化」の推進が始った背景に、加工食品や外食の浸透に伴って消費者が食料品に支払う金額は増えてきたものの、それは原材料の加工や調理などによって原料価格に上乗せされた付加価値分が増えただけで、農林水産物の市場規模はほとんど変わらなかったことです。
付加価値を生み出す食品製造業や流通業、外食産業の多くが都市に立地し農山漁村が衰退していく中、農家などが加工や販売・サービスまで行って農林水産物の付加価値を高めることで、所得向上や雇用創出につなげることが目的なのです。
みなさん、最近「第6次産業」又は「第6次産業化」という言葉を耳にするようになりましたね。
農林水産省は、「農山漁村の6次産業化」即ち、雇用と所得を確保し、若者や子供も集落に定住できる社会を構築するため、農林漁業生産と加工・販売の一体化や、地域資源を活用した新たな産業の創出を促進するなど、農山漁村の6次産業化を推進し、更に平成22年度あたりから法制化をし、農林漁業者による加工・販売への進出や地域農林水産物の利用を促進する「地産地消等」を推し進めるキーワードで、農林漁業者の「第6次産業化」のことです。
即ちこの「第6次産業」言葉は、農業や水産業などの第一次産業が食品加工・流通販売にも業務展開し、拡張する経営形態を表しており、東京大学名誉教授である今村奈良臣氏(農業経済学者)が15年以上前から提唱していた造語なのです。
そして、平成22年12月3日に、「第6次産業化・地産地消法」が公布されています。
この法律は、
◆農林漁業者による加工・販売への進出等の「6次産業化」に関する施策
◆地域の農林水産物の利用を促進する「地産地消等」に関する施策
を総合的に推進することにより、農林漁業の振興等を図ることを目指しています。
さて、みなさんは既に知っている通り、
「第1次産業」 ⇒ 「農業、漁業、林業」
いわゆる自然との関わりの中で直接的に富を得る産業
「第2次産業」 ⇒ 「製造業、建設業、工業、鉱業」
第一次産業が生み出した原材料を加工して富を生み出す産業
「第3次産業」 ⇒ 「卸売業、小売業、情報通信業、輸送業、電気・ガス・水道業、教育、医療、福祉、金融、不動産、etc」
ですね。
本題の「第6次産業」とは、
農業や水産業などの「第1次産業」が食品加工・流通販売にも業務展開している経営形態を表した経営の多角化のことです。
農林漁業者は「第1次産業」に留まることなく、「第2次産業」の食品加工や「第3次産業」の流通販売まで総合的に、積極的に関わっていき活性化をする取り組みのことです。
即ち、「第2次産業」や「第3次産業」の事業者が得ていた付加価値を、農林漁業者自身が得ることによって農林漁業を活性化させようというものである。
最初はこの「第6次産業」を(1+2+3=6)の足し算でしたが、「第1次産業」がゼロになったら結局ゼロにしかならないという意味で、(1×2×3=6)の掛け算で表すようになってきました。
農林水産業の「第6次産業化」の推進が始った背景に、加工食品や外食の浸透に伴って消費者が食料品に支払う金額は増えてきたものの、それは原材料の加工や調理などによって原料価格に上乗せされた付加価値分が増えただけで、農林水産物の市場規模はほとんど変わらなかったことです。
付加価値を生み出す食品製造業や流通業、外食産業の多くが都市に立地し農山漁村が衰退していく中、農家などが加工や販売・サービスまで行って農林水産物の付加価値を高めることで、所得向上や雇用創出につなげることが目的なのです。