HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第862話≪「スマートグリッド」とは?「スマートグリッド展2010」≫

2010年06月11日 | 時事用語
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、「スマートグリッド展2010」が、東京ビッグサイトで6月16日~18日の3日間、「スマートグリッドが拓く新しいまちづくり」をテーマに開催されます。 

          

 この専門展は、スマートグリッドに関心を持つ多くの人々が出会い、そしてビジネスを生み出すことを目的とした国内で初めてのスマートグリッド展です。

 米国のオバマ大統領が「スマートグリッド(次世代送電網)構想」以来、低炭素社会インフラが急激に起こってきています。

 スマートグリッド(次世代送電網)とは、電力の流れを供給側・需要側の両方から制御し、最適化できる送電網のことです・・・・が、はっきりした定義はありません。 もう少し詳しく説明すると、スマートグリッドとは、大規模発電(火力や原子力など)や分散型発電(風力や太陽光、燃料電池など)をはじめとする電力の供給側と、一般家庭やビルなど電力の需要側との間で、これまでの電力の需給情報に加えて、ICT(情報通信技術)を利用して電力に関連する様々な情報のやり取りも可能にする、次世代の電力ネットワークです。

 この「スマートグリッド」を進めるメリットは多くあります。

    ◆ピークシフト(昼間電力消費の一部を夜間電力に移行させる方法)による電力設備の有効活用と需要家の省エネ
    ◆再生可能エネルギーの導入
    ◆エコカーのインフラ整備
    ◆停電対策

  その反面、「スマートグリッド」のデメリットとして、
    ◆セキュリティ上の問題
    ◆スマートグリッドのインフラには、高度な通信システムや技術が必要
    ◆スマートグリッドの不正操作やウイルス感染対策


 最近の「スマートグリッド」に関する話題を数例下記にピックアップしておきます。

    ◆≪スマートグリッドとは
     従来の電力網との違いは「情報通信網」と「電気の流れ」
     既に経済産業省は4都市で実証実験

    ◆≪スマートグリッドの今後の展開:サービス化が鍵に
     スマートグリッドはインターネットとは異なり、それだけでは、電力市場の規模拡大をもたらさない。「サービス化」がキーワード。そして電気自動車が「サービス化」の転機。

    ◆≪「スマート」なエネルギー 第3回 自動車産業編
     クルマが変えるスマート・グリッド、スマート・グリッドが変えるクルマ。また電気故の「標準化」が、自動車産業を揺るがすことになるだろう。

    ◆≪日本がリードするスマートグリッドの未来に向けて~動き始めたトレーサビリティーシステムとの連携
     日本政府は2010年度中に横浜市、豊田市、けいはんな学研都市、北九州市の4地域で実証実験を開始。また米国のニューメキシコ州での日米共同実証も。

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