HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第264話≪今年は、プール熱(咽頭結膜熱)が大流行?≫

2006年07月29日 | 雑学話題
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、共同通信に「プール熱が大流行 04年の1・7倍、最多に」、産経新聞に「乳幼児注意 プール熱大流行で過去10年最悪」と今年はプール熱が大流行している記事が目に飛び込んできます。

      

 今やフイットネスクラブのエクササイズで水泳と言えば温水プールを使うのが常識ですが、そのためか1年中プール熱が発生しているようです。理由の一つが、インフルエンザの大流行や各種の感染症が次々に発生するように、日本人の免疫力が低下していると考えられることです。

 プール熱の正式病名は咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)で、アデノウイルスが原因で起こる感染症です。学童や幼児がかかりやすく、発熱、頭痛、咽頭痛、結膜充血などが主な症状です。プールからうつることが多いので、この名前がついています。

 特効薬はありませんが、高熱が続くなど症状がひどい場合は、医療機関を受診しましょう。予防は、水泳前後のシャワー、手足の消毒、うがいなどが有効です。感染力が強いので、タオルは家族別々に使うなど、家族内感染を防ぎましょう。

 国の感染症情報センターによると、全国の定点医療機関からのプール熱患者の報告数は6月中旬の週で1件当たり平均1.3人となっており、過去5年間に比較してかなり多い状態が続いているとのことです。福井県や香川県、鹿児島県などで発生が目立ちます。

      
感染症発生動向調査(2006年27週現在) 報告医療機関数(小児科定点)142カ所
(人/定点):1か所の定点医療機関から何人の患者さんの報告があったかを表します。総数で100人の患者さんの報告があれば1つの定点あたり、0.7人となります。

 みなさんも学校でのプール授業は充分注意しましょう・・・・

               

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