HageOyaji通信

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第854話≪「平成22年3月高等学校卒業者の就職状況」(文部科学省&厚生労働省)≫

2010年05月24日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、「平成22年3月高等学校卒業者の就職状況(平成22年3月末現在)」に関する調査について文部科学省と厚生労働省から5月21日に公表されました。

 何故、同じ調査が二か所から出ているかは下記の調査対象の違いからです。

 「文部科学省の調査」 ⇒ 公務員志望や自営業などを含む就職希望者全員が対象
    ≪平成22年3月高等学校卒業者の就職状況(平成22年3月末現在)に関する調査
      ≪就職内定率 ⇒ 91.6%(前年同期比1.6ポイント減)≫
 
 「厚生労働省の調査」 ⇒ 学校やハローワーク経由で就職を希望した生徒が対象
    ≪平成21年度高校・中学新卒者の就職内定状況等(平成22年3月末現在)≫     
      ≪就職内定率 ⇒ 93.9%(前年同期比1.7ポイント減)≫

 で、文部科学省の調査は母数が多いのです。


 先に、文部科学省の調査≪平成22年3月高等学校卒業者の就職状況(平成22年3月末現在)に関する調査≫から主な点を抜粋しますと、

  ◆平成22年3月末における高等学校卒業者の就職率
    (就職者の就職希望者に対する割合) ⇒ 91.6%
     昨年同期から1.6ポイント下降

  ◆男女別
     男子 ⇒ 94.1%(昨年同期比1.4ポイント下降)
     女子 ⇒ 88.2%(昨年同期比2.0ポイント下降)

  ◆学科別
     就職率の高い順に、
        「工業」 ⇒ 97.0%
        「情報」 ⇒ 94.9%
        「福祉」 ⇒ 94.9%
        「農業」 ⇒ 93.6%
        「水産」 ⇒ 93.3%
        「商業」 ⇒ 93.0%
        「総合学科」⇒90.7%
        「家庭」 ⇒ 89.5%
        「普通」 ⇒ 86.6%
        「看護」 ⇒ 80.8%
  ◆都道府県別
    就職率の高い順に、
       富山県 ⇒ 98.1%
       福井県 ⇒ 98.1%
       新潟県 ⇒ 97.9%
       石川県 ⇒ 97.7%
       秋田県 ⇒ 97.4%

    就職率の低い順に、
       沖縄県 ⇒ 75.9%
       北海道 ⇒ 79.3%
       大阪府 ⇒ 86.2%
       高知県 ⇒ 86.2%
       神奈川県 ⇒ 87.1%


 次に、厚生労働省≪平成21年度高校・中学新卒者の就職内定状況等(平成22年3月末現在)≫からポイントを抜粋して見ますと、

 ≪高校新卒者≫
  ◆就職内定者数 ⇒ 14万4千人(前年同期比15.6%減)
   就職内定率 ⇒ 93.9%(前年同期比1.7ポイント減)
     (就職内定率は過去7番目に低い水準)
   就職内定率の男女別、
      男子 ⇒ 95.5%(前年同期を1.5ポイント減)
      女子 ⇒ 91.7%(前年同期を2.0ポイント減)
 
  ◆求人数 ⇒ 19万8千人(前年同期比38.6%減)

  ◆求職者数 ⇒ 15万3千人(前年同期比14.1%減)

  ◆求人倍率 ⇒ 1.29倍(前年同期比0.52ポイント減)

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