HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第853話≪転職理由ランキング2010年版(転職・求人DODAから)≫

2010年05月21日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、2010年度版の「転職理由ランキング」が株式会社インテリジェンスが配信している「転職・求人DODA」に発表されています。

 特に、エンジニアは「倒産・リストラ」、営業職は「残業が多い・休めない」ことに不満 もち転職組。転職理由は景気回復とは裏腹に、「会社の先行き不安」が最多ですね。

 そのランキングを抜粋しますと、

 順位    転職理由        割合   前年度順位&割合
 1位  会社の将来性が不安     14.7%    1位(12.9%)
 2位  他にやりたい仕事がある   10.6%    2位(11.3%)
 3位  倒産・リストラ・契約満了   7.6%    5位(6.2%)
 4位  給与に不満がある       7.2%    4位(7.3%) 
 5位  専門知識・技術力を習得したい 6.8%    3位(7.4%)
 6位  残業が多い、休日が少ない   4.4%    6位(5.4%)
 7位  幅広い経験や知識を吸収したい 4.1%    8位(4.2%)
 8位  業界の先行きが不安      3.7%    9位(3.3%)
 9位  市場価値をあげたい      2.9%    12位(2.3%)
 10位  I/Uターンしたい       2.6%    10位(2.4%)


 以上の結果から気になりますのは、「会社の将来性に不安」や「倒産・リストラ・契約期間の満了」という転職理由は、割合が前年より増えていることですね。

 又、「市場価値を上げたい」という人の割合も増えているのも気になりますね。多分、「会社・組織に頼らず自身の市場価値を高め、どの企業からも求められる人材になりたい」といった転職者の動きですね。


 解説の中に「日経平均株価と有効求人倍率の推移」を取り上げていますので、抜粋しますと、

 ≪雇用の回復は景気回復よりも遅れてくるため、「倒産・リストラ・契約期間の満了」も株価と有効求人倍率の推移からも、求人の動きは株価の推移よりも1~2年ほど遅れていることがわかる≫

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