HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1028話≪今年の「第14回俳句甲子園」の結果が出ましたよ≫

2011年08月24日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、今年も「俳句甲子園」の14回目の全国大会が8/19~8/21に開催されましたね。

 今年の「俳句甲子園」は、特別に東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県大槌町の「岩手県立大槌高等学校」の生徒5人が招待されています。

 「岩手県立大槌高等学校の招待について」はクリックしてお読みください。試合には出場しませんが、試合を観戦し、出場校の生徒と交流するのが目的です。実はこの高校も予選に応募していましたが残念ながら落選してしまいました。


 この「俳句甲子園」の目的は、

  ≪全国各地から俳句という文学を介して高校生達が松山に集い、彼らの日本語を操る能力の向上、将来的な日本俳句文学の興隆のみならず、高校生相互の文化的交流、更には大会に関わる異世代との社会的交流を深め、豊かな人間性を育むことを目的≫

 と、記載されています。

 「俳句甲子園」試合形式は、
   ◆5人編成の2チームが赤白に分かれ、1対1の対戦形式で試合。
   ◆予選は3句、決勝トーナメントは5句勝負。
   ◆ポイント制 出来栄えポイント+鑑賞力ポイント
   ◆予選は2勝したチームの勝ち  決勝は先に3勝したチームの勝ち

 地方大会(全国29都道府県:76校124チーム)は大会史上最多のエントリーがあり、勝ち抜いてきた36チーム(全国25都道府県33校36チーム)がAブロックからLブロックまでの12ブロックに分かれて予選を行い、各ブロックを勝ち抜いた12チームが決勝トーナメントに進出しています。

 その結果、敗者復活で準決勝に勝ち残った「開成高等学校A」が逆転で2年連続優勝しています。

     優勝   開成高等学校A
      ≪ガレージを一気に開けて雲の峰
     準優勝  愛知県立幸田高等学校
      ≪黙黙と水羊羹を食って雲

 この学校ごとの試合と同時に今年の個人の最優秀賞、優秀賞、入選が決まりました。

     最優秀賞:神奈川県立厚木東高等学校Bチーム 2年 菅 千華子さん
      ≪未来もう 来ているのかも 蝸牛(かたつむり)


 そして優秀賞(10人)の中に、東日本大震災の被災地からも選出されています。

     優秀賞:岩手県立黒沢尻北高等学校 3年 佐々木 達也さん

      ≪夏雲や 生き残るとは 生きること

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