HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第198話≪大学改革⇒新しい入試方式に取り組む東京工業大学≫

2006年03月20日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、東京工業大学は後期日程試験を廃止し、新しいAO入試方式を発表しましたね。

それは、「数学だけ5時間…東工大「究極の1科目入試」今秋から」として読売新聞に11日掲載され、14日にその内容が、「第1類の後期日程廃止に伴って導入されるAO型入試の概要」として発表しています。


 求める人材は「論理的思考力と、自然科学に関する高い資質を有する者」、数学1教科だけの5時間の試験と書類選考だけで合否を決め、≪究極の1科目受験≫と言えるユニークな入試を、東京工業大学理学部が今秋実施することを決めた。

 募集人員は20人、書類審査および数学を題材とする筆記試験「課題I」「課題II」(いずれも150分)の成績等を総合的に考慮して合格者を決定する。センター試験の結果は参考にせず、面接も行わない。詳細は7月末日までに公表される。また、想定問題例および解答例が後日発表されるとのことなので、受験にトライする人はホームページなどをこまめにチェックしておきましょう。

 物事を深く考え、じっくり課題に取り組む能力が落ちているとの見方から、公式や知識を問う難問ではなく、考える力や解き方が重要な問題を出すそうです。

 1教科の能力だけを積極的に評価して学生を採るという選抜方法は、難関国公立大学では今まであまり例を見なかった。しかし今回、学部限定とはいえ東京工業大学がこの方法の採用に踏み切り、また、大阪大学が2008年度から国際物理オリンピック出場者に対する入試免除を決めたことで、他の難関大学にも同様の動きが広がるかもしれないですね。

 受験生のみなさん、常にこれからの入試改革には注意を払いましょう・・・・・

               

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