HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第939話≪整いました。「高校生」とかけて、「ものづくり教育」と解きます。その心は?≫

2010年12月15日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、整いました。

 ≪「高校生」とかけて、「ものづくり教育」と解きます。その心は「どちらも日本再興の土台」です≫

              

 過去に何度もHageOyaji通信で「ものづくり教育」を取り上げてきましたが、上記の記事が12月12日付けの朝日新聞に≪ーきょういく特報部2010で「ものづくり高校生 熱く技磨き」ー≫を大きく取り上げています。

               
               
               


 この特集では以下の点が纏められています。

  ◆何故、工業高校生が日本ではなくてはならない存在か?
  ◆企業の即戦力の新入社員とは?
  ◆「高校生ものづくりコンテスト」は今年で10回目
  ◆「ジュニアマイスター」制度
  ◆工業高校生の離職率は高卒者全体に比べ少ない
  ◆工業高校生減少≪1970年62万4105人(13.4%)⇒2009年26万7289人(8.0%)≫

 21世紀を生き抜く日本は、「ものづくり立国」として再び立ち上がらなければならない時期でありますが、それには「工業高校生はなくてはならない日本の宝」なのです。

 そのためには国を中心として、「ものづくり教育」を通し、工業高校生の技をどのようにして高めていくかが大きな課題であり、この特集はその盲点を洗い出しています。

 「ものづくり立国」の盲点を声高にする背景には下記の二つのことが絡んでいます。

   その1 ⇒ 企業側
     過去は、企業に入社後に本格的な新入社員教育を実施していましたが、指導を担ってきた熟練工が定年を迎えたり、機械化で最小限の人材しかいなかったり、生産拠点を海外に移したりして、技術を伝える先輩が少なくなり、経費的にも時間的にもその余裕がなくなっています。

   その2 ⇒ 工業高校側
     みなさんの工業高校には教諭の他に実習時にお手伝いをしてくれる「実習助手」と呼ばれる先生がいますね。この「実習助手」の先生が生徒を指導したのは企業の元技術者の方が多かったのですが、20年ほど前から主に大卒の実習助手にとって代わられ、そうした元技術者たちが次々と学校を引退したことが大きいのです。

 是非「ものづくり教育」に関心のある方は上記の特集をクリックしてお読みください。

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