HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1344話≪国際連合食糧農業機関のHPから「食料不安が脅かされている地域」≫

2013年10月16日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、「国際連合食糧農業機関のホームページ」を覗いたことがありますか?

  「今年の世界の穀物生産は8パーセントの大幅な伸びが予想される」2013年10月3日
     副題:シリア、中央アフリカ共和国とコンゴ民主共和国では食料不安が深刻

  「2013年の世界の穀物生産は史上最高となる見込み」2013年7月11日
     副題:シリア、中央アフリカ、西アフリカの一部では深刻な食料問題


 上記をクリックして読みますと、今どこの国が食糧援助が必要なところかがよくわかります。是非目を通しておいてください。


 特に、上記の「今年の世界の穀物生産は8パーセントの大幅な伸びが予想される」記事から一部を抜粋しますと、

 ◆FAOが四半期毎に発行する「穀物見通しと食料事情」によると、2013~14年の販売シーズンにおける世界の穀物供給の予測は、世界の穀物生産と在庫締め予測の下方修正に関わらず良好となると予測。

 ◆世界の穀物生産は依然2012年のレベルを約8パーセントの伸び。

 ◆「FAOの食料価格指数」は、国際穀物価格の急落に牽引され、9月には連続で5ヶ月の下落。乳製品、油脂、食肉、砂糖の各価格がわずかに上昇。

 ◆世界の穀物生産が前年から8パーセント上昇すると予測される主な理由は、粗粒穀物生産が11パーセント上昇の約12.88億トンになると予測されていること。

 ◆トウモロコシの世界最大の生産国である米国は、その収穫高は史上最高3.48億トンになると予測し、大規模な生産増加に寄与。

 ◆食料不安が脅かされている地域

  シリア
  内戦激化により約400万人が深刻な食料不安に直面していると推定。

 朝鮮民主主義人民共和国:
  脆弱な推定280万の人々が、10月の次の収穫まで食料援助を必要。

  サヘル:
  今年の食料供給の状況が改善されたが、特に北部のマリにおいて、多くの人々が依然として紛争そして2011~12年の食料危機の長引く影響。

 中央アフリカ共和国およびコンゴ民主共和国:
  紛争が激化しており、深刻な食料不安の状況が蔓延している。コンゴ民主共和国では、約635万人(昨年より18%増)、そして中央アフリカ共和国では130万 (2013年2月から2倍以上)が人道支援を必要。

  南部アフリカ:
  西部で発生した干ばつにより穀物生産が減少し、2013年の価格を吊り上げ、主にナミビアにおいて更なる食料不安を引き起こしている。

  ジンバブエ:
  2013年のトウモロコシ生産は、平均を下回った昨年の値から約18パーセントの減少となった。2014年1~3月に食料不安に陥る人々の数は、2013年の第一四半期で167万よりも大幅増加の220万人になると予測されている。

  ソマリア、南スーダン、スーダン:
  紛争、自然災害やその他の原因により、それぞれ87万、120万、430万が人道支援を必要。

にほんブログ村 教育ブログ 高校教育へ