HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第553話≪21世紀ユビキタス社会では、「IT」より「ICT」の表現を!≫

2008年05月19日 | 時事用語
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、最近IT(Information Technology)情報技術という言葉からICT(Information and Communication Technology)情報通信技術という言葉に変化してきていることに気づきましたか?

 従来ひんぱんに使用してきた「IT」と殆ど同じの意味で用いられるものですが、「IT」に替わる表現として「ICT」が日本でも定着しつつあります。

 「ICT」(Information and Communication Technology)は、「情報通信技術」と和訳し、「IT」(Information Technology)の「情報」に加えて、更に「コミュニケーション」性が具体的に表現されている点に特徴があります。

 21世紀のユビキタス社会では、「三人寄れば文殊の智恵」から「集合知」の時代ですので、「情報の共有化」という点において、「ICT」は「IT」に比べて合った表現であるとHageOyajiも考えます。
 即ち、「ICT」とは、ネットワーク通信による情報・知識の共有が念頭に置かれた表現であるといえます。

 )「集合知」の意味は、
   2005年ごろになりWeb2.0の時代になってから注目されている「集合知」とは、多くの人によリ発信された(大量の)情報を寄せ集めて集計、分析、加工して何らかの新たな価値(ナレッジ=知識)を見出したもの。英語で言う「Collective Intelligence」の意味でつかわれています。

 この「集合知」に関しては別個に時事用語で取り上げてみましょう。

 政府が「e-Japan構想」を打ち出した時には「IT」が盛んに用いられましたが、2005年を始点とする「u-Japan構想」から「ICT」が用いられるようになってきているかなと思います。

 総務省の「IT政策大綱」も、2005年までにはすでに「ICT政策大綱」に改称されていますね。

 インターネットの世界でも「URL」(Uniform Resource Locator)から「URI」(Uniform Resource Identifier)という表現へ移行しつつあるように、「IT」も徐々に「ICT」へ移行しているのでしょう。

 既に、国際的には「ICT」の方が通りがよいようです。文部科学省内でも、2004年度から実施されている「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」において、2007年度は「教育効果向上のための「ICT」活用教育の推進」がテーマとして掲げ、「ICT」を活用した教育を推進しています。

 みなさんも今後積極的に「IT」よりも「ICT」という言葉を使いましょう。

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