HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第122話≪U-20プログラミング・コンテスト≫

2005年09月30日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、「U-20プログラミング・コンテスト」(U-20=20歳以下)は、経産省、財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)、情報化月間推進会議が主催しているコンテストです。審査委員長は、多摩美術大学メディアセンター所長 石田晴久氏です。

         

 平成15年まで「全国高校生・専門学校生プログラミング・コンテスト」として実施してきたが、平成16年から「U-20プログラミング・コンテスト」として20歳以下であれば誰でも応募できるようになった。

 今年の入選作品が決定しましたので、クリックしてみてください。


 個人部門の最優秀賞は、神奈川県立多摩高等学校普通科2年 秋山博紀君が作成した「AKI 黒板 Ex」。マウスで操作で、チョークで書いたような線が描ける。描いている際に、「チョークから粉が落ちる、チョークがぶつかる音が出る、黒板消しで拭いた跡がうっすらと白くなる、などリアルさにこだわった」(秋山君)ことと、それを実現したプログラミング技術が高く評価されたようです。

 団体部門の最優秀賞に選ばれたのは、沖縄県立球陽高等学校理数科3年石田智也君、赤嶺一樹君、比嘉慎吾君ら「偏差値部」が作成した「iPenGraph」。高校の数学で学習するグラフの形を携帯電話で描画するiアプリである。iアプリはプログラムのサイズが制限されるため、工夫を重ね30Kバイトにおさえた。「またiアプリ用のJavaには小数点演算がないため、固定小数点演算ライブラリを実装した」(偏差値部)。数式入力用ソフトウエア・キーボードも実装した。

 また平成17年度から、入選作品に対しフリー・ソフトウエアまたはオープンソース・ソフトウエアとして公開することを奨励している。審査会ではネットワーク応用通信研究所のまつもとゆきひろ氏が講演し、応募者にプログラミングの楽しさ、オープンソース・ソフトウエアの楽しさを訴えた。ほかに独立行政法人 産業技術総合研究所の新部裕氏、ミラクル・リナックスの吉岡弘隆氏といったオープンソース・ソフトウエア開発者が審査委員に加わっており、ソフトウエアの公開に関する助言や支援を提供しているコンテストである。

                
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