HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第109話≪昼寝15分で成績アップ?高校で調査「能率上がる」≫

2005年09月05日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、2005年08月30日付けのasahi.comに≪昼寝15分で成績アップ? 高校で調査「能率上がる」≫と、2005年9月2日付け読売新聞に≪15分「昼寝タイム」で成績向上≫の件が出ていたので、複写しておく。高校生のみなさんは是非自分の学校にも取り入れて欲しいな・・・・と思うでしょう。

 県内有数の進学校である県立明善高校(久留米市)では、勉強や部活動、メールのやりとりなどで、生徒の睡眠時間の不足が指摘されていた。

 昼休みに15分間、昼寝すると成績が上がるかも――。「昼寝タイム」を設けて効果を調べたところ、昼寝した生徒は午後の授業に集中でき、勉強の能率も上がるという傾向があることがわかった。

 調査は久留米大学医学部の内村直尚・助教授(精神神経科学)らが、県立明善高校(久留米市)で、約1000人の生徒を対象に40日間行った。

 昼寝の効果を確認するため、まず5月に全生徒にアンケート。「平日に十分睡眠時間がとれていない」と答えた生徒が61%、「午後の授業中、我慢できない眠気を感じる」は88%にのぼった。

 最近の研究で「昼間、短時間の浅い睡眠を取れば作業効率が高まる」ことが分かったため、同校は昼休み中に、45分間の昼休みのうち午後1時15分からの15分間の昼寝を勧めることにした。昼寝タイムには、校内放送でモーツァルトの静かな曲を流し、生徒たちは机に顔を伏せて仮眠する。

 40日後に再びアンケートしたところ、週に1度でも昼寝した生徒は208人。このうち6割以上が「授業に集中できる」「勉強にやる気がある」と答えた。一方、この時間を予習復習や遊びにあてて昼寝をしなかった計744人では、いずれの答えも4割台だった。

 「(授業以外でも)勉強の能率が上がった」「最近の成績が上がった」と答えた割合も、昼寝した生徒のほうが高かった。


 内村氏は「予想以上に昼寝の効果が明らかになった。昼寝が否定的にとらえられる風潮があるが、研究を通じて学校などに広めたい」と話している。

 また、大雄校長も「期待以上の効果が出た。受験シーズンに向け、もっと多くの生徒が昼寝しやすい環境を整えていきたい」と話す。