高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!
みなさん、正月の頭が冴えているうちに、みなさんは自分に合った、≪これからの働き方≫を考えて見るチャンスですね。
第10話≪今、意識を変えるチャンスだ≫の中でもお話したように、バブル期が終わった1990年代後半からの長い不況の間に、企業とそこで働く社員関係は大きく変わりましたね。良い企業に就職すれば一生安泰(終身雇用)、歳とともに収入が増加(年功序列)と、いう時代は終わろうとしています。これからの時代には、企業に依存しない生き方が求められそうですね。
しかし、日経ビジネス新春特大号(2005/1.3号)(注:参照)に、キャノンの御手洗社長がお話しているように(P63)、≪2002年、社員に対し、終身雇用を約束する代わり、定期昇給や家族手当などを廃止し、成果や役割に応じて給与を支給する賃金体系を導入しました。具体的には、管理職に導入した「役割給」の適用を一般職にも拡大したのです。日本の良いところを守りつつ、悪いところを抑えようとしたわけです≫と、言う考えの経営者も多く見受けられます。
2005年度の景気予想は、減速感を伴いながらも回復を実感しつつあり、消費も上向く傾向にあると報告されていますね。一方、年収は未だ回復しておりませんが、物価上昇感が傾向として感じていますね。しかし、別の調査によると、未だに36.8%の者が賃金不払い残業を行っているという結果が出ています。削減の取組みはあまり進んでおらず、より積極的な取組みが必要であります。
2004年、日本経済は十年以上も続いた不振から、ようやく回復してきました。しかし、私たち一人ひとりの将来に対する不安感は、まだまだ解消されていません。
何故だと思いますか?
長い不況の間には、企業の倒産や、それを避けるための人員整理、いわゆる「リストラ」(注:参照)が相次ぎました。そのせいで仕事を失った人はもちろんですが、そうでない人たちも「明日はわが身」と自分の将来に不安を感じるようになってきました。景気が悪くなると仕事を失う可能性があるということに、いったん気付いてしまうと、それに対する不安感は、少しのことで、景気が良くなったくらいでは払拭できませんね。
そこで、次回配信の≪これからの働き方≫その2で、21世紀を背負って立つ高校生のみなさん、これからの働き方に関して一緒に深く考えてみよう
日経ビジネス
リストラ用語解説
みなさん、正月の頭が冴えているうちに、みなさんは自分に合った、≪これからの働き方≫を考えて見るチャンスですね。
第10話≪今、意識を変えるチャンスだ≫の中でもお話したように、バブル期が終わった1990年代後半からの長い不況の間に、企業とそこで働く社員関係は大きく変わりましたね。良い企業に就職すれば一生安泰(終身雇用)、歳とともに収入が増加(年功序列)と、いう時代は終わろうとしています。これからの時代には、企業に依存しない生き方が求められそうですね。
しかし、日経ビジネス新春特大号(2005/1.3号)(注:参照)に、キャノンの御手洗社長がお話しているように(P63)、≪2002年、社員に対し、終身雇用を約束する代わり、定期昇給や家族手当などを廃止し、成果や役割に応じて給与を支給する賃金体系を導入しました。具体的には、管理職に導入した「役割給」の適用を一般職にも拡大したのです。日本の良いところを守りつつ、悪いところを抑えようとしたわけです≫と、言う考えの経営者も多く見受けられます。
2005年度の景気予想は、減速感を伴いながらも回復を実感しつつあり、消費も上向く傾向にあると報告されていますね。一方、年収は未だ回復しておりませんが、物価上昇感が傾向として感じていますね。しかし、別の調査によると、未だに36.8%の者が賃金不払い残業を行っているという結果が出ています。削減の取組みはあまり進んでおらず、より積極的な取組みが必要であります。
2004年、日本経済は十年以上も続いた不振から、ようやく回復してきました。しかし、私たち一人ひとりの将来に対する不安感は、まだまだ解消されていません。
何故だと思いますか?
長い不況の間には、企業の倒産や、それを避けるための人員整理、いわゆる「リストラ」(注:参照)が相次ぎました。そのせいで仕事を失った人はもちろんですが、そうでない人たちも「明日はわが身」と自分の将来に不安を感じるようになってきました。景気が悪くなると仕事を失う可能性があるということに、いったん気付いてしまうと、それに対する不安感は、少しのことで、景気が良くなったくらいでは払拭できませんね。
そこで、次回配信の≪これからの働き方≫その2で、21世紀を背負って立つ高校生のみなさん、これからの働き方に関して一緒に深く考えてみよう
日経ビジネス
リストラ用語解説