孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

科学は白人だけのものか。

2016年02月27日 | 外国ネタ
ノーベル賞の話の続きである。

日本人はこれまで、物理学賞は9名。化学賞は7名。生理・医学賞は3名が受賞しているそうだ。

しかし、これもジャーナリスト高山正之氏のコラムか何かで読んだのだが、他にもいくつか日本人の功績が白人にうまいこと盗まれて、それがノーベル賞を受賞していたようだ。

明治の科学者、高峰譲吉と聞いてピンと来る方はあまりいないだろうが、デンプンの分解酵素「タカジアスターゼ」と聞けば、「ああ、聞いたことある、ある。」という人は多いのではないか。



あの「タカ」は高峰の「タカ」である。消化を助ける薬として、タカジアスターゼは有名になり、後に三共という製薬会社の社長になった高峰譲吉は、世界で初めてアドレナリンという副腎皮質ホルモンの抽出に成功したことでも有名である。

しかし、米国人のJ・アクセルロッドが、アドレナリンを脳伝達物質として理論付けノーベル賞を取った。呼び名も「エピネフリン」と変えてしまったそうだから、何とも腹黒い。

 

鈴木梅太郎は第一次大戦前、人類を脚気(かっけ)から解放したオリザニンを発見した。しかし、これまた米国人のC・フンクがビタミンと名前を言い換えて発表した。次に業績も「米糠(こめぬか)に脚気の治癒効果がある」と予言したオランダ人のC・エイクマンに横取りされ、彼がノーベル賞を受賞している。



「フェライトの父」と呼ばれる武井武の業績は偉大だった。

「フェライト」は、エレクトロニクスを根底から支える電子材料として、テレビ、ビデオ、ゲーム機、携帯電話を始めとする高速通信機器やハイブリッドカーなど、幅広い分野にわたって利用されている。

この材料を発見し製品化した途端、オランダのフィリップ社がサンプルが欲しいとコンタクトしてきた。フィリップ社は、それを何食わぬ顔で特許出願したのだった。

その後、いつの間にかこの功績はフランスのルイ・ネールのものとなり、彼がノーベル賞を受賞している。

他にも似たようなケースはたくさんあるようだ。

立派そうなノーベル賞といえども、中身は反吐が出そうな話はたくさん転がっているようだ。

ダイナマイトと平和と文学

2016年02月27日 | 外国ネタ
「アカデミー賞を受賞した映画は、いい映画である。」という命題の逆は真であるとは言えない。それは、好みの問題もあるが、選考する側が偏っているからだ、ということは理解できた。

似たような権威として日本人がはしゃぐのに、「ノーベル賞」がある。

物理、化学、医学などはまあいいとして、平和賞とか文学賞は受賞理由がどうも胡散臭い。

文学など、違う言語に翻訳すればオリジナルとはかけ離れたものが出来上がってしまうと思うのだが、そこはどうはんていするのだろうか。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」

川端康成の『雪国』の始まりの文に主語はない。これを翻訳した人は、作品を十分理解して、日本語独特の表現を出来るだけ壊すことなく英語に翻訳した結果、受賞に至ったのだろうが、英語以外の言語ではどうなのか疑問である。

ましてや、北朝鮮を地上の楽園だと褒めちぎっていた方で、今でも口を開けば日本の悪口ばかり言っている方がノーベル文学賞を受賞していたなどとは、驚き以外の何者でもない。



平和賞になると、これも胡散臭さが一杯である。ジャーナリストの高山正之氏のコラムで知ったのだが、インドネシアの東の先っちょに東ティモールという国がある。

長いことポルトガルの植民地であったが、本国で起きた「カーネーション革命」を経て、ポルトガルからインドネシア領になった。インドネシアは、学校を作り、インフラを整備し始めると、石油資源が豊富であることが発覚した。



それに目をつけた旧宗主国ポルトガルは、ポルトガル人の血が半分入ったラモス・ホルタを前面に出して、再びその土地を奪い取る行動にでたのだった。

一役買ったのが、ノーベル賞という裏書だったのだ。



今、似たようなことが以前のビルマ、今はミャンマーと名を変えた国で進行しつつある。

旧宗主国は英国。アウンサン・スーチーは、英国をビルマから追い出したアウンサン将軍の実の娘だ。まだ学生だったスーチーを英国に連れて行き、大学で勉強させ、英国人の男性をあてがい、生まれた子供に英国籍を与え、今や立派な英国の操り人形に育てた。今後の成り行きが気になる。



朝鮮半島で只一人ノーベル賞を受賞した金大中は、北朝鮮の独裁者に会うことに大金を積み、その結果平和賞をもらったようで、お隣の国民は何の誇りにも思っていないようだ。



オバマ大統領に至っては、演説で核を廃絶すると言っただけで、平和賞を受賞した。



いやいや、それはもったいない・・と言って辞退するかと思ったら、シャラっともらっちゃったから驚いた。演説の原稿を書いた人は、さぞかしたくさんの報酬をもらったことだろう。アメリカが核兵器を減らしたというニュースはいまだに聞かないが・・・。



ノーベル賞、科学部門は公明正大かというと、これがまたとんでもないのだが、これはまた別項で。

白い変人たち

2016年02月27日 | 日記
白人というと、肌の色が白いと思うが、私が実際にアメリカに渡ったとき見た多くの「白人達」は、皆そばかすが多いピンク色のような顔をしているという印象だった。

その白人達が映画のお祭り、アカデミー賞を独占していると、有色人種たちが騒いでいるそうだ。去年も今年も、候補者は白人ばかりだ。不公平だ。人種差別だ・・・という主張らしい。



そもそも、この賞の選考に投票する人たちの9割以上が白人で、8割近くが男性だという。それで、有色人種や女性は、差別だ差別だ、是正しろ、と大騒ぎをしている。

オリンピックもそうだが、そもそも始ったときが白人達のお祭りだったわけだから、当然といえば当然だろう。確かにアカデミー賞を受賞した映画には、出来のいい作品は多いが、あれも文学の直木賞とか芥川賞というのと同じ、営業拡販戦略の一部だ。

日本のような大きな市場での関心を高めるために、日本人の作品や日本人俳優が出ている映画を、作為的に候補に入れたりすることは、当然考えているはずだ。

我々はさほど強く意識しないものだが、人口1億2千万人の日本は、市場価値としてはかなり大きいのだ。

肌の色の違いや、性差をことさら大袈裟に取り上げて、何でも平等にしようとしたがる集団には違和感を覚えてしまう。

関東の学校などでは、トイレも男女の区別をしないようにしたとか、異文化共生とかの耳当たりのいい言葉で、外国人たちを集めて料理教室を開いたりするお役所の姿勢には首をかしげたくなる。

歴史を少し遡ると、西欧にいた白人達は西から来る黄色人種は厄介な存在であった。世界地図でもその勢力が如何に大きかったかよく分かったが、騎馬民族「モンゴル帝国」はユーラシア大陸を席巻したのだった。



契丹とかキタイとか、呼ばれるが、この「支那」の旧称は、今でも航空会社の名前で「キャセイ航空」として存在している。 Cathay とはこの英語訳である。

私は、20代のとき東南アジアからの出張帰りにキャセイ航空を一度だけ利用したことがある。確か、台湾からだったと思うが、機内はガラガラに空いていたのに、あてがわれた席は前よりの真ん中辺りで、隣にも乗客が座っていた。



トイレに立った際見ると、後部半分はほとんど空席だった。暫くして水平安定飛行になるとすると、スチュワーデスがやってきて、もしよければ後ろに移ってもいいですよ、と言ってくれた。肘掛を上げて、寝てもいいから、とも。

それなら、早速・・と私は後部の4人掛けの列に移動した。すると、その後もスチュワーデスがかわるがわるやってきて、気分はどうだ?とか、飲み物は要らないか?ワインはどうだ?とか、トランプもあるけど欲しいか?とか、盛んに世話を焼いてくれた。

だから、私はキャセイ航空に対する印象はすこぶるいいのだ。何度も、また利用したいと思っているのだが、アレ以来ご無沙汰である。

西欧は、モンゴル帝国の脅威が起因して、大洋に進出し大航海時代に向っていくことになるのだが、当時から西欧の白人達は、黄色人種を禍をもたらす脅威として迷惑がっていたわけだ。いわゆる「黄禍論」である。

その鬱憤晴らしでもないだろうが、インドから東南アジアまで進出してきた西欧人たちは、植民地にしてアジア人たちを奴隷のようにこき使って搾取の限りを尽くした。

あるいは、アメリカに渡った侵略者は、「北米先住民」が言うことを聞かないと見るや、彼らの命の糧となるバイソンを皆殺しにすることで糧道を断ち、数百万人の先住民をほとんど全滅しさせた。



その代わりに、今度はアフリカ大陸からアフリカ人を拉致してきて奴隷にしたわけだ。その総数は1200万人になるという。

そのうち金鉱が発見されると、支那から大量の安い労働力として支那人がやってくる。自分達の職が奪われるといって、支那人排斥法を作る、今度は日本人移民が増えてきて、まじめにこつこつ働き、我々の職を奪うといって、排日移民法を作って迫害する。

そして、国際連盟で日本が「人種差別撤廃」を訴えると、猛反対したのは白人達ではなかったか。

だから、どうのこうの言うつもりは毛頭ない。

こういう歴史を少し知っておくと、アカデミー賞が滑ったとか、ノーベル賞が転んだとか、はしゃいでいる人たちが滑稽に見えてくるから面白い。

新党名コンテスト

2016年02月27日 | 日記
政権に反対する勢力を一まとめにする目的で、いろいろ思惑の絡んだ動きがあるようですな。テレビに映る顔は、どれも品位とか教養などとは縁のない、魑魅魍魎とはこういうものと教えてくれるようで、胃液が逆流しそうになります。



二大政党が議論を重ねて良案を作り出すという理想は否定しないが、今の状態は比重の軽い麩(ふ)のような歯ごたえのない雑魚(ざこ)が、ガヤガヤ集まっては記念写真を撮っているだけにしか見えません。

報道する側も、何とか期待を持たせるような報道の仕方を工夫しているつもりなのでしょうが、如何せん役者が酷すぎる。



この御仁、優柔不断がネクタイを締めたようなお方で、とても党首の器だとは思えない。それに最近、お顔がどんどん劣化しているようで、そっちの方が気になります。



相談相手のお隣の方も、ちょっと前女性タレントのと浮名を流して一躍有名になった「モナ男さん」。

今の流行(はやり)の言葉で言うと、いまだ「ゲス臭」の消えないお方で、せっかく過去のゲスっぷりは忘れかけていたのに、先日の自民党のイクメン議員のスキャンダルのお陰で、国民の記憶が蘇りました。

国民は7年前の政権交代を忸怩として、そう簡単に同じ轍は踏みません。

あの失われた3年間は、何度も思い返して、教訓とすべきでしょう。



成り立ちからして、酷かった・・・。日本中が、たちの悪いウイルスに感染したようだった。



最も強く私の記憶に残っているのは、2010年9月7日に起きた、中国の不法操業漁船と日本の海上保安庁の巡視船の衝突事故への対応でした。

逮捕した中国人船長(おそらく軍人だった)を、何のためらいもなく、あっさりと釈放してしまいました。

事故を撮影した映像があるにもかかわらず、公開しようとせず一部の国会議員にのみ見せました。そしてそれを見た社民党の党首などは、「衝突というより、コツンと当たったという感じだった。」と感想を述べていましたな。

その後勇気ある海上保安官が映像をYoutube に公開。大袈裟ではなく、民主党政権は本気で日本を破壊する気だと思ったものです。

去年の安保法案のときの国会周辺の馬鹿騒ぎ。芸能人や左翼文化人が調子に乗って囃し立て、マスゴミが若者達が政治に関心を持ち出した、と偏向報道でさらに煽り立てました。



これからは、18歳になれば選挙権が与えられる。高校生もデモに参加せよ、と反日番組では盛んにそそのかしていました。しかし、彼らの行動や心情・思想は、台湾や香港の学生運動と比較するのは失礼なくらい、低劣でしかありませんでした。

とにかく政治は数だ、としか言えない「壊し屋」がまだ生きています。また、いまだにマルクス・レーニン主義を信奉して革命を起こそうと画策している政党が、今の野合に加わろうとしています。

そこで、私は新党名コンテストに遅まきながら参加させていただきます。

党名は、『新党・掃き溜め』