孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

鳥肌ものだった。老女ドライバー?

2016年02月06日 | 日記
書店に立ち寄って、少し立ち読みした後、お目当ての月刊雑誌を買った。

わが街の小さな書店は、最早書店というより、マンガ・雑誌店という方がお似合いになった。書店のシステムはよく分からないが、話題の新刊本を買いたくて出かけても、まず見かけたためしはない。

書店の後、灯油を買いにいつものセルフGSに向った。先週などは、両手にポリタンクを持った老人達で賑わっていたが、今日は駐車スペースも空いていて待ち時間はなかった。

灯油の後、ワゴン車のガソリンも補充した。その時のことである。

給油口にノズルを突っ込んで、給油し始めたとき、反対側に軽自動車が給油に入ってきて運転席から40歳位の女性が降りてきて、給油カードを機械に差し込んだ。

同時に、助手席の窓が全開して、皺くちゃの老女が外の女性に話しかけた。

「誰に言わなくてもいいんだね?」

すると、運転してきた女性がそれに答えた。「ここはセルフサービスだから、全部一人でやってもいいんです。この『満タン』というところを押せばいいの。」

その話し振りから、二人の関係は、親子というより、嫁姑らしかった。給油の仕方を教えているということは、助手席の皺くちゃの老女は運転する・・・ということか??

確かに話し方は、声も大きくかくしゃくとした感じであったが、見た感じでは年齢は少なく見ても80歳というところか。

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先週火曜日だったろうか。隣町の小さな薬局の店内に自動車が突っ込み、店を抜けて反対側の壁を飛び出して止まった。





店内にいた4人をはね、その中の54歳の薬剤師の女性は死亡した。58歳と52歳の男女2人が重傷、40歳の女性1人が軽いけがをして病院に運ばれたそうだ。


ニュースによると、警察は乗用車を運転していた男性の警備員(64)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕。調べに対して、男は「車が止まらなかった」と話しているということだった。

公道に面した薬局で、店のまん前から公道に垂直に道が走っていて、男の車はそちらから走ってきて、T字路から公道に進入するつもりだったようだが、薬局前の一旦停止で止まらなかったどころか、様子から見てアクセルを踏み込んだため、かなりのスピードで薬局に
突っ込んだようだった。

もちろん、運転していた男性の言うように、「車が止まらなかった」のではなく、かなりの確率で「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」のだろう。

この手の事故は、毎月のように日本のどこかで発生しているような気がする。



高齢化がこの手の事故を『加速』させていることは否定できないだろうし、これに老人の認知症が絡んでくると、事故の大きさが今後ますます深刻化してしていくのは間違いないだろう。
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お嫁さんらしき女性は、助手席の老女に、ガソリンのノズルはこれで、給油口にノズルを入れてからハンドルを握ればガソリンが出ます。一杯になれば、ハンドルが自分で戻って給油が終了ですから・・とゆっくりとした話し方で説明していた。

老女が、「お金はどこで払うんだい?」と聞くと、お嫁さんは、「さっき入れたカードから引き落とされるから、現金で払う必要はないんですよ。」と教えていた。

 (写真の老女は話とは無関係です。)

やはり、義母から言い出したのか、嫁の方から言い出したのか、どういう事情なのか知る由もないが、あの老女はこれから自分で自動車を運転し、給油も自分でするつもりなのだろう。

あらためて、助手席の老女の顔を見ると、私の母と同じ歳くらいにも見えた。

私の母は、84歳になったばかりだ。


苛々、、「レジ待ち」

2016年02月06日 | 日記
昼前、銀行・郵便局・書店・薬局・灯油買い、と用事があったので、開店時刻を見計らって出かけてきた。

最近のドラッグストアと呼ばれる大型薬局は、店内スペースの多くを食品に割いているので、眼薬と貼るカイロを買いに寄っただけでも、つい駄菓子や飲み物を衝動買いしてしまう傾向があり、まんまと店の戦略に嵌められたようで、反省してしまう。

私は物を買う時は、あまり悩まない方で、商品をサッと見比べて数秒で決めてしまうが、いつまでたっても決心できず棚の前を占拠している人を見かける。

今日も眼薬の棚の前で陣取った大きなカートを押すお爺さんが、なかなか動かず、どの眼薬にしようか決めあぐねている様子だった。

私は横から眺めて、「これでいいや!」と200円程度のヤツを取り、その場を去ったが、その後乳製品やチョコレートの棚を眺めてからレジに向う途中、眼薬の棚の方を見やると、まだ先ほどのお爺さんがいた。

レジは4つあるが、レジ担当が不足しているのか、時間帯のせいか、1つだけ開いていて、カゴを手にした客が二人列を作っていた。

私も列に並んで、順番を待ったが、こういう待ち時間はもう無駄で無駄で、私はいつもイライラしてしまうのだ。



先頭の客は見たところ70歳前後のおじいさんで、レジ打ちのオバサンが合計金額を告げてから、ようやくポケットから財布を取り出し、まずは親指をぺロッと舐めて、千円札を二枚出して、今度は財布の小銭入れを開けて、中をのぞいて必要な1円玉だか5円玉だかをガサゴソほじくり出していた。

こういう一連の動作は大抵の主婦に共通するものだが、男にもこの手はいるものなのだ。

店側もポイントカードはあるかとか、なければお作りしましょうか?とか、お決まりのセリフを教えられた通り、すべての客に繰り返すので、私のようなせっかちな客にはとても耐え難いもので、店員の慇懃な態度は腹立たしくなるときがある。



私が行ったことのある海外での場合と比較しても、日本の大型店のレジ打ちの態度は、丁寧といえば丁寧だが、不快感を覚えさせるほど丁寧すぎることが多々あるように思う。

最近のコンビにでは、買った商品が少ないと、「袋はご入用ですか?」と聞かれることがある。あれは良いことだ。だいたい、日本は過剰包装が目に余る。

私など手に持てる量なら、初めから「袋は要りません。お箸も、お手拭も要りません。」と言うと、「どうもありがとうございます。」と、これまた丁寧に感謝されたりして、苦笑してしまう。

先日は、暖かいものも、冷たいものも「全部一緒に入れてください。」と言ったら、店員が怪訝な表情で、「なるべく早いうちに、暖かい物と冷たいものをお分け下さい。」と言い返された。

お節介にも程があるというものだ。