孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

不適切な関係でした。

2016年02月12日 | 政治ネタ
当時生まれた子は、今18歳の青年になるわけだ。

25歳の実習生としてアメリカ合衆国のホワイトハウスで仕事をしていたモニカが、当時のクリントン大統領とねんごろな関係になり、大統領の執務室で肉体関係とは呼べない「性的な関係」を持ったということで、大きな騒ぎになった。



そのモニカはなぜかクリントン大統領の精液の付いた青い服を当時のまま保管していた。DNA鑑定した結果、その精液がクリントン大統領以外の人物のものである確率は、7兆8700万分の1であると判明したのだった。

なぜ、モニカの青い洋服にクリントン大統領の精液が付いていたのか。なぜ、モニカはその服を洗いもせず保管しておいたのか。

肉体関係のない「性的な関係」とは、一体どんな関係なのか。二人は大統領執務室で何をしていたのか。

思い巡らせば、様々な疑問が生じてくるが、当時私が一番関心を持ったのは、このスキャンダルをアメリカ国民はどう決着をつけるのか、そしてビル・クリントンの妻であるヒラリー・クリントンは夫のスキャンダルにどう対処するのだろうか、ということだった。



当時、クリントン大統領はテレビカメラに向って「彼女と『不適切な関係』を持った」と告白した。実際には、英語でこう言った。

I did have a relationship with Ms. Lewinsky that was not appropriate.

確かに私はルインスキー嬢と適切ではない関係を持ちました。

appropriate (アプロプリエイト)という単語は、「適切な」「妥当な」「望ましい」といった意味で、それを否定しているから、「不適切な」と訳されたのである。

そして、この言葉は当時の流行語となり、今でも盛んに使われるような便利な言葉になったのである。

今日、議員辞職を表明した宮崎助平とかいう男も、「このたびマスコミで報じられている件について、私の不適切な行為により多くの皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを、心からおわび申し上げます。」などと、便利な言葉を使っていた。

それにしても、この男、最初の結婚相手が自民党の議員だった「加藤の乱」の加藤紘一の娘、「鮎子」議員で、わずか3年で離婚している。このときも女がらみのイザコザが原因だったようだ。



そして、今度は年上の議員さん(この方もう帰化したようだから日本人)と結婚して、臨月の妻を横目に、家事に育児に精を出すと張り切っていたのだった。

ところが、ナイスバディーのグラビアモデルだか、AV女優だか知らないが、女郎蜘蛛みたいなのと知り合うと、下半身が言うことを聞かなくなった様だ。



さて、クリントン大統領は国民の前で恥を忍んで懺悔した結果、米国民の許しを得たようで、そのままアメリカ合衆国大統領を続けた。そして、その妻ヒラリーはそんな夫と離婚するわけでもなく、目下自らが大統領候補として選挙戦を戦っている最中だ。

『やっぱり、アメリカ人ってその程度の人種なんだなあ。』というのが、当時私が抱いた感想だった。

さて、宮崎助平氏は潔く他の浮気事例も認めた上で、妻とは添い遂げたいみたいなことを喋っていたようだが、奥さんは一体どう判断するのでありましょうか・・。

そういえば、我が郷土にも一人、ナイスバディーのタレントさんと浮名を流し「不適切な関係」を持った小者議員がいた。(今でもまだいると思う。)

モナ、モナ、モナ男、細野のモナ男

当時彼には妻も娘もありながら、堂々と公道で「ベロチュウ」をして見せたり、我が娘の運動会の日にも関わらず、議員パスを使ってその不倫相手と旅行と洒落込んでいたというのだから、宮崎助平氏の下半身といい勝負だろう。



どんなに立派そうなことを喋っても、所詮淫らな下半身をぶら下げたお方・・・と思ってしまって、いつもこの小者議員の話を全部聞く気にならないのである。

もっとも、「武士の情け」もかけたくなるような人と、そうではないタイプの人がいるようで、だれ彼構わず「情け」は掛けるものでもない気がする。

この辺りの基準は、言葉にも文字にも表せない、日本人の持つ「感性」だと思うのだが。