孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

和平公園の太極拳演舞

2015年05月27日 | 日記
台湾に行ったら、早朝の公園に散歩に行って、市民が太極拳を踊ってるところをのんびり眺めようか、と漠然と考えていた。泊まった宿が台北駅のすぐ近くで、そこから歩いて5分くらいの距離に、台北でよく知られた、「二二八和平公園」があるのは、下調べで分かっていた。

それに、宿に着いて、荷物を置いてからすぐにその和平公園内にある「国立台湾博物館」に出向いたので、帰りに公園の様子は眺めておいた。

二日目は、予定が詰まっていたので、朝6時に目が覚めた。急いで歯を磨いて顔を洗ってから、公園に出向いた。早朝の通りは昨夜の喧騒が嘘のようにひっそりとして、台北の日曜日の朝はこんなに静かなのかと驚いたくらいだった。


公園に着くと、散歩している人が何人かいたが、体操をしている市民などどこにもいなかった。そんなはずはないと、公園内を散歩がてら歩いていると、チラホラ好き勝手なダンスのような体操をする婦人たちや、空手の型をする老人たちなどが、そこかしこで見受けられるようになってきた。どうやら、私は早く来すぎたらしかった。





そんな中、これぞ太極拳という優雅な動きをしている三人組を見つけた。誰が掃除するのか知らないが、きれいに落ち葉を掃いて、石庭の砂利のような模様が見える木立の中で、静かに流れる音楽にあわせて、太極拳の動きをする三人を見ていると、時間を忘れてしまうようだった。

中国大陸では、公園で集団ダンスをする主婦たちが1億人もいるそうで、当局は謀反を恐れて規制に乗り出したそうな・・・。

台北の和平公園の朝は、そんなピリピリした雰囲気など微塵も感じらない、何とものんびりした空気が漂っていた。

決まり文句に要注意!

2015年05月27日 | 日記
今日の朝刊の曽野綾子さんのコラムが秀逸だった。「戦前と似てきた」論の奇妙、と言うタイトルで、72歳の読者のどこかの新聞の投稿記事をばっさり切って捨てた。

安倍政権批判の常套句に、「戦前の日本と似た空気を感じる」と言う表現があるが、たかが73歳ごときが、知ったようなことを言うものだ、と83歳の曽野女史はたしなめてから、流行りの表現でものを言うのは、恐ろしいことだと閉めた。

確かに、終戦時満2歳の幼児が何を偉そうに、と思う。戦前の体験などないではないか。朝日新聞の記者は、お得意だろうが、ちょっと耳にしただけで立派な記事に仕立てて、「いい加減なことを書くな」と非難されれば、あの人が言ったことを書いたまでだ、と居直るのが大新聞の記者らしい。

「南京虐殺」もその類で、記事にした記者は、世間的にはその社のスター記者になった。「従軍慰安婦」についてもまったく構造は同じで、その会社の伝統のようだ。デタラメを書いた記者は、今や被害者ヅラで威張っているようで、哀れなものだ。

曽野女史のコラムにあるように、中国の文化大革命のときは、猫も杓子も中国を絶賛していた。ハエもい無ければ、犯罪すらないと。その中のある女性政治家がc当時中国に視察旅行に行って、ある田舎町でトイレにいこうとした。

案内されたトイレに入っていったと思ったら、Uターンして出てきたので、何かあったのかと聞くと、「私、あそこでは用をたせませんわ。」と泣きべそをかいたそうだ。

そのトイレは、当時中国ではどこにもあった、個室タイプではない、地面にいくつかの穴が並んでいるだけの便所だったそうだ。

私は、例の「語り部」という老人の自慢話も聞く気にはなれない。あの類の話は、餅を焼くように、熱くなってくると膨らむものだ。確かめたら、平気な顔で、戦時中は乳飲み子だったなどというかもしれない。

参拝者で賑わう龍山寺。。

2015年05月27日 | 日記

台北駅からそう遠くないところにある龍山寺は、パワースポットだという事で、多くの観光客が訪れるお寺です。

特に信仰心が厚くないですが、宗教を問わずこういう場所に行くのは嫌いではありません。つまり、宗教は違えど、祈る姿に変わりが無く、それは誰に頼まれたわけでもなく自発的で真摯な行動だから、見ていて感ずるものがあるのだと思います。

この日は、月曜日の朝でしたが、大変な数の参拝者で賑わっていました。入ってすぐのところで、ろうそく3本と長い線香を5~6本買うのですが、予想以上に混んでいたので今回は諦めました。

お寺の周りもいろいろ面白そうな街並みが続いていて、少し散歩してみたかったのですが、右足にマメを作ってしまったので、こちらも諦めました。



タピオカの歯ごたえがいい・・

2015年05月27日 | 日記
台湾の街を歩いていると、よく飲みを売る小さな店を見かけます。新鮮な果物ジュースを扱う店や、お馴染みのタピオカミルクティーなどです。

このカエルの卵みたいな黒いツブツブの沈んだ飲み物を初めて見たのは、マレーシアででした。確か、3年ちょっと前になりましょうか、シンガポールに赴任していた時、隣国のマレーシアのマラッカまでバス旅行しました。

歩きつかれて、ショッピングモールで一休みしていると、随分繁盛している飲み物スタンドがありました。みんな手に手に妙な飲み物をして、太いストローでおいしそうに飲んでいます。

興味が湧いたので、一つ買ってみたところ、これが甘くて結構いける飲み物で、しかも黒いツブツブがシコシコ歯ごたえがあっておいしいんです。タピオカでできているそうです。

台湾の空港にあるフードコートに行った時、買ってみました。



砂糖控えめ、氷少し、Lサイズは結構飲みごたえがありました。日本でも流行りそうなのですがね・・・。