孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

もう一度観たい、京劇!

2015年05月26日 | 日記
京劇が終わってカーテンコールの後、俳優たちは走ってエレベーター乗り場に続く通路に移動して、観客たちに最後の挨拶をしてくれました。

白い方が、演目の「白蛇伝・金山寺」に出た白蛇の精、白娘子(はくじょうし)。
青い方が、青蛇の精、小青(しょぷせい)です。

二人とも茶目っ気もあって、愉快なギャルという感じの娘さんでした。






youtube に本場中国の京劇の動画がアップされていました。さすがに本場は違います。

よかったら、戦いのシーンだけでも観てください。



https://www.youtube.com/watch?v=bJpDQmPZOjw&index=81&list=WL



台湾、最後の食事・・

2015年05月26日 | 日記
台湾最後の食事が、ルーローファンという、肉そぼろがかかった丼ものと、煮玉子、それに臭い豆腐という、臭豆腐でした。ちょっとニンニクが利いてたけど、決して腐ったような悪臭などしませんでしたね。これで、110元、約440円でした。
食堂のおばさんは、盛んに麺類を勧めてくれましたが、ご飯が食べたかったので、頑固に断りました。



台湾の大衆食堂は、飾らなくていいですね。ホント、気軽に入れます。しかも、待ち時間が短い!!

5分と待ちませんでした。

スナック「藤」の看板(台北)

2015年05月26日 | 日記
京劇の開場まで時間があったので、近所を散歩中見つけました。

ちょっと、間抜けな日本語の看板でした。 残念!!






上下がくっついた字は「カ」と読み、拉は「ラ」ですから、OKをつけて、「カラオケ」と読めるようです。

ただ、スナックではなく、「ッ」が小さな「シ」になってる!!(笑)

東南アジアでは、この手の間違いを良く見かけて笑います。
以前、どこかの空港では、「お帰りなさい」と言う看板が通路にあってんですが、
「お」と言う字が、反時計回りにくるっとまわってて・・・ありゃ、可笑しかった!

大判焼きと聴診器

2015年05月26日 | 日記
私はどちらかと言えば、辛いものが好きだが、甘いお菓子にも目がない。特に、ドラ焼きなどの和菓子は大好きで、つい食べ過ぎてしまう。

近くのスーパーマーケットの近くで、焼き鳥を売るオヤジさんがいる。軽自動車を焼き鳥が焼けるように改造して、焼き鳥だけでなく、大判焼きも焼いて売っている。

以前は、スーパーの駐車場に止めて営業をしていたのだが、そのスーパーが身売りして、岐阜から進出してきた中堅のスーパーに経営が変わってからだったか、追い出されたのだろう、隣の酒屋お駐車スペースの端っこに、その改造軽自動車を止めて、営業を再開した。

買い物に行ったときは、帰りがけにいつもそこで好物の大判焼きを3個買ってくる。甘さがしつこくなく、焼きたてはなかなかおいしいので、いつも、3つは食べすぎかなあ、と思いながら3つ買ってしまう。

特別繁盛している用でもないので、オヤジさんは狭い車の中で椅子に腰掛けて、ポータブルラジオを聴いているようだが、どうだろう、歳は70前後だと見た。

先日も、本屋に行ったついでに、オヤジさんの軽自動車がいつもの場所にあったので、大判焼きを買いに立ち寄った。すると、オヤジさんがそれまで話しかけてきた事などなかったのに、私に話してきた。

「耳のイヤホンは聴診器?」と言った。そのとき、私はi-pod で音楽を聴いていたので、左の耳にだけイヤホンを差し込んでいたのだった。「いや、音楽を聴いてるんです。」と言うと、照れ笑いしながらオヤジさんは、「ああ、そうですか。もしかして聴診器かなって思ったものだからね。」と、言う。

小型の聴診器をいくつか試したのだが、どうも具合が悪いこと。電源をポケットに入れて、イヤホンで聞くタイプの新型が出ていると聞いて試してみようかと考えているが、通販のみで扱っているそうで、試すことはできそうもないこと、などをゆっくりとした調子で話してくれた。

少し話せば、人柄というものは分かるもので、このオヤジさんは悪い人じゃないな、と私は好印象を持った。ただ、私は聴診器を使う年恰好に見られたのかと、正直あまり嬉しい気分ではなかったのだが・・・。

最近は眼鏡屋で聴診器も扱っているようで、オヤジさんはそこで購入していくつか持っているそうだ。聞くと、値段も結構張るようで、ピンからキリまであると教えてくれた。

以前から、気になっていたので、「オヤジさん、ここにいないときは、別の場所で営業してるんですか?」と、聞いてみた。私の記憶では、毎日その場所にはいないはずだったからだ。

オヤジさんはニタッとして、「水曜、木曜は、別のスーパーの駐車場でね。土日はここで・・。後は休み。週4日だけ仕事してんの。」そう言ってから、自嘲気味に笑っていた。私は、「そうですか。それは、いいですね。」と、訳のわからない応答をしてしまって、しまったと思いながら、大判焼き3個を受け取って、自分の車に戻った。

オヤジさんは耳が遠くなっていく不自由はありながらも、何となくギスギスしたところも、アクセクしたところも無い様で、焼き鳥や大判焼きを焼きながら、余生を楽しんでいる風で、その生き方に少し共感できるところがあった。